UNISOCがUNISOC T7520の下位モデルを開発中か、ARM Cortex-A75 CPU+Mali-G57 GPUの製品

UNISOCがUNISOC T7520の下位モデルを開発中か、ARM Cortex-A75 CPU+Mali-G57 GPUの製品

Benchmark

日本では馴染みがないかもしれませんがQualcommやMediaTekと同じくSoCを開発しているUNISOCという企業が存在しています。中国では5G通信に対応したUNISOC T7510を発表し、HisenseCoolpadなどの中国企業が低価格かつ5G通信対応をウリとした製品を発表しています。今回、そのUNISOCはTSMC製6nm EUV製造プロセスを採用したUNISOC T7520を発表していますが、その下位モデルを開発している可能性がGeekbenchから明らかになりました。

 

そのSoCを搭載した製品はUNISOC ums9230_1h10_Natvの名前で計測し、SoCはオクタコア(octa-core)、搭載製品のスペックはAndroid 11+RAM 4GBとなっています。Geekbench 4.1.0と古いバージョンで計測され、シングルコア性能は853点でマルチコア性能は3,674点となっています。識別子には3338の記載がありますのでCPUにARM Cortex-A75を採用していることが明らかになりますが、同じくARM Cortex-A75を採用した製品として、2.0GHzのUNISOC T618は1,914点、1.8GHzのUNISOC T310は1,661点となっているので、853点は異常に低いことがわかると思います。

 

開発者コードを利用して詳しく見ると、通常はCPUの周波数と構成がわかりますが残念ながら不明で、GPUは特定することが可能でARM Mali-G57を採用していることがわかりました。Mali-G57は2019年10月に発表された比較的新しいARM製GPU IPで、代表的な採用製品としてMediaTek Dimensity 820Dimensity 800UHUAWEI Kirin 820があります。UNISOC製品においては商用製品は未発表ながらUNISOC T7520のみが搭載しているため同じではないかと考えてしまいますが、Geekbenchが公開している識別子によってその可能性が否定されており、UNISOC T7520はARM Cortex-A76を搭載していますので識別子は3339になりますが、今回姿を表した製品は3338となっているため違うことがわかります。

 

今後の情報に注視し、スコアが低すぎる問題が早く解決されることを願っています。

 

 

Source