Unisoc Tiger T618を発表、ARM Cortex-A75を採用し4800万画素カメラに対応したミドルレンジ向けプロセッサー

Unisoc Tiger T618を発表、ARM Cortex-A75を採用し4800万画素カメラに対応したミドルレンジ向けプロセッサー
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中国のUnisoc(紫光展鋭)が新プロセッサーとしてUnisoc Tiger T618(紫光展鋭 虎賁T618)を8月27日に発表しました。UnisocはSpreadtrumとRDAの合併により生まれた企業です。Unisocのプロセッサーは日本市場向けに販売されている機種に搭載された例はなく、主に新興国向け機種に搭載されています。

 

名称 Tiger T618 Tiger T310 SC9863A
CPU 2xA75 + 6xA55 1xA75 + 3xA55 4xA55 + 4xA55
クロック数 2.0GHz + 1.8GHz 2.0GHz + 1.8GHz 1.6GHz + 1.2GHz
GPU Mali-G52 MP2 PowerVR GE8300 PowerVR GE8322 MP1
クロック数 850MHz 550MHz
LTE Cat Cat.7
製造プロセス 12nm FinFET 12nm FinFET 28nm HPC+

Tiger T618はUnisocとしては初めてのミドルレンジからミドルハイ性能を有するプロセッサーです。CPUは2コアのARM Cortex-A75と6コアのARM Cortex-A55を採用したオクタコア構成で、CPUクロック数は2.0GHzと1.8GHzに設定されています。この他GPUは高性能なARM Mali-G52を採用していますが、何コア採用しているのかどの程度のクロック数なのか公開されていませんので、実力は未知数です。公式より返信があり、Mali-G52 MP2(2コア)で850MHzであることが明らかにされました。

UnisocによるとTiger T618にはUnisocが独自に開発した第5世代の画像エンジンVivimagicを採用しています。この他トレンドになっている4800万画素の撮影にネイティブに対応、AI機能を強化したことで画像アルゴリズムが革新的にアップグレードされているとのこと。

 

製造プロセスは台湾TSMC製12nm FinFET、通信はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA/GSMに対応し、中国における3大キャリアの中国移動と中国聯通、中国電信の通信帯域に全て対応しています。

 

今までのUnisoc製プロセッサーは新興国向けAndroid OSのAndroid Go Editionを採用した機種に搭載されており、性能としてはエントリーレベルに落ち着いていました。しかし、2019年4月に発表されたUnisoc Tiger T310からTigerシリーズを新設し、本格的にミドルレンジ市場への参入を果たしています。ただTiger T310の採用例は中国市場向けに発表されたHisense F30Sのみで、まだまだ知名度は低いです。

昨今のミドルレンジ市場はQualcomm、MediaTek、Samsung、Huawei(HiSilicon)がしのぎを削っており、この戦いにUnisocが加わることになります。

 

 

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