UnisocがHuben T310を発表、ARM Cortex-A75やDynamIQを採用した高性能なクアッドコアプロセッサー

中国のUnisoc(紫光展鋭)がミドルレンジモデル向けプロセッサーとしてHuben T310Tiger T310(虎賁 T310)を発表しました。UnisocはSpreadtrumとRDAの合併により生まれた企業です。Unisocのプロセッサーは日本市場向けに販売されている機種に搭載された例はなく、主に新興国向け機種に搭載されています。

Meizuに関係あるものでいうと新興国向けに発表されているMeizu C9Meizu C9 ProがUnisoc製SC9832Eを搭載しています。

 

Huben T310の主なスペックは1xARM Cortex-A75(2.0GHz) + 3xCortex-A55(1.8GHz)のクアッドコア構成で、クラスターアーキテクチャのARM DynamIQを採用しています。ARM DynamIQを採用したSoCは存在していませんので、Unisoc Huben T310が世界初採用となります。

GPUは何を搭載しているのか明らかにしていません。

 

UnisocはHuben T310を他の現在主流のクアッドコア製品と比較してシングルコア性能は120%パフォーマンスを、マルチコア性能では20%以上のパフォーマンスを発揮していると発表しています。「現在主流のクアッドコア製品」が何を指しているのか不明ではありますが、有名所のMediaTek Helio A22やSnapdragon 425が主流と言えるでしょうか。

 

この他バッテリーの持ちは現在主流のオクタコア製品と比較して20%、主流のクアッドコア製品よりも15%長くなるとアピール。オクタコア製品における主流はありすぎて特定が難しく、おそらくはミドルレンジモデルで比較をしているのでSnapdragon 636やHelio P22は当然射程圏内だと思いますが、Huben T310はCortex-A75を搭載しているのでSnapdragon 710やHelio P60も視野に入れているかもしれません。

 

製造プロセスは台湾TSMC製12nm FinFET、通信はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA/GSMに対応し、中国における3大キャリアの中国移動と中国聯通、中国電信の通信帯域に全て対応しているようです。

 

追記

国際市場向けにはHuben T310ではなくTiger T310として発表していることがUnisocのLinkedInやFacebookにて判明しました。Hubenは虎賁のピンインです。依然として採用しているGPUは不明です。

 

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