3月6日に魅藍(M)シリーズとして発表予定の魅藍 E3(Meizu E3)と思われる「M851Q」と「M851M」の実機画像がTENAA(中華人民共和国工業情報化部)によって公開されました。
スペックなどは明らかにされておりません。
筐体前面、背面、両側面のデザインが確認できるように撮影されています。
前面は18:9のアスペクト比の縦長ディスプレイを採用し、1月17日に発表された魅藍 S6(Meizu S6/Meizu M6s)と同じくナビゲーションバーに表示されているホームキーだけを使って様々な操作が出来る“Super mBack”を搭載すると考えています。
背面は左上に縦にカメラが2つ配置されたデュアルカメラで、その下にLEDフラッシュ、右下には魅藍の英語名となる“mblu”と一緒にMEIZUの製品であることを表す“by MEIZU”と書かれています。
恐らくは魅藍 S6(Meizu S6/Meizu M6s)と同じくこちらの商品も初期販売分のみ“mblu by MEIZU”の表記があり、その後は“MEIZU”ロゴのみになるでしょう。
参考:魅藍 S6(Meizu mblu S6/Meizu M6s)の背面は2種類存在。購入の際は注意。
筐体右側面には電源ボタンと指紋認証センサーが配置され、左側面にはボリュームボタンとSIMトレイが配置されています。
左側面の写真が何故か上下逆に撮影されていますが、それはTENAA側が間違えて撮影したものなのでMEIZUに落ち度はありません。
魅藍 S6(Meizu S6/Meizu M6s)と寸分狂いもなく同じ配置になっているので、2018年のMEIZU製スマートフォンはこの配置が基本形になるようです。
魅藍 E3(Meizu E3)はカメラ機能を強化した“Pシリーズ”とゲーム機能を強化した“Gシリーズ”の存在が確認されていますが、今回は「M851」のみが認証を通過しており、どちらのシリーズなのかは不明です。
スペックが異なる製品展開をしたMeizu PRO 7はMediaTek Helio P25モデルが「M792-L」、MediaTek Helio X30モデルが「M792」で型番が異なっていましたので、魅藍 E3(Meizu E3)は“Pシリーズ”と“Gシリーズ”でスペックが異なる場合はそれに親しい型番が認証を通過すると思います。
もうひとつ「M811」の存在が様々な認証機関から明らかにされていますが、これも魅藍 E3(Meizu E3)なのか、「M851」のみが魅藍 E3(Meizu E3)なのかはもう少し時間が経たないとわかりません。
魅藍 E3(Meizu E3)はAnTuTuベンチマーク Ver.7で15万点を叩き出したMediaTek Helio P70を搭載予定で、2000元前後で販売される様です。
パフォーマンスはQualcomm Snapdragon 660以上であることが判明しているのでスペックについては問題はないと思いますが、今までMediaTekが築き上げた「安くてい低性能」というネガディブイメージをMEIZUがどれだけ払拭出来るかにかかっています。
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