2021年のハイエンド製品向けに発表したSnapdragon 888 5Gを搭載したvivo製品がGeekbenchに姿を表しました。Snapdragon 888 5GはSnapdragon 865 5Gの後継SoCで、Snapdragon 875 5Gと予想されていたものです。
vivo V2056Aの名称で計測され、Android 11+RAM 12GBとなっています。マザーボード欄にはlahainaの記載があり、このlahainaはSnapdragon 888 5Gを意味しているので、vivo V2056AはSnapdragon 888 5Gを搭載していることが明らかになります。
気になる性能はシングルコア性能は1,135点、マルチコア性能は3,681点で今までに存在を表しているXiaomi製品、OnePlus製品、Samsung Galaxy製品と比較するとマルチコア性能がいくつか高くなっています。開発者コードを利用して詳しく見ると、CPUは1x2.84GHz+3x2.42GHz+4x1.80GHzのオクタコア構成、GPUはAdreno 660を搭載しており、標準的なスペックとなっていますので、マルチコア性能が高いのはvivoの調整が要因と考えられます。
vivo V2056AはvivoのサブブランドのiQOO製品になると考えられており、iQOO製品はiQOO、iQOO 3、iQOO 5と奇数が付与されているのでiQOO 7が有力です。