Unisoc T610のスペックが判明、Unisoc T618の低クロックモデルに

Unisoc T610のスペックが判明、Unisoc T618の低クロックモデルに

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Hisense A5 Pro(HLTE203T)とHinsense A5 Pro CC版Hisense Q5(HITV105C)が初搭載機となっているUnisoc(紫光展鋭)製プロセッサーのUnisoc T610のスペックが明らかになりました。Facebookと微博で尋ねたところ、公式からの返答がありました。

 

名称 T610 T618 T710
CPU 2xA75 + 6xA55 2xA75 + 6xA55 4xA75 + 4xA55
周波数 1.8GHz + 1.8GHz 2.0GHz + 1.8GHz 2.0GHz + 1.8GHz
GPU Mali-G52 MP2 Mali-G52 MP2 PowerVR GM 9446
周波数 614.4MHz 850MHz 800MHz
カメラ ? ? ?
リフレッシュレート 60Hz 60Hz 60Hz
RAM LPDDR4X LPDDR4X LPDDR4X
ストレージ UFS 2.1 UFS 2.1 UFS 2.1
Wi-Fi Wi-Fi 5 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5
Bluetooth Bluetooth 4.2 Bluetooth 4.2 Bluetooth 4.2
4G LTE ? ? ?
製造プロセス 12nm FinFET 12nm FinFET 12nm FinFET

スペック表はこのようになります。Unisoc T610は2019年8月に発表されているUnisoc T618の低クロックモデルに仕上がっており、CPUの周波数はパフォーマンスコアが0.2GHz減少、GPUの周波数は235.6MHz減少しています。通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/TD-SCDM/W-CDMA/CDMA2000/GSMに対応し、4G+4GのDSDS(Dual-SIM, Dual-Standby)や、VoLTE、ViLTE、HD voiceなどにも対応しています。

 

初搭載機となるHisense A5 ProとHinsense A5 Pro CC版、Hisense Q5は2000元近くの価格設定になっており、Hisense A5 Proは4GB+64GBモデルが1599元(約25,500円)、Hinsense A5 Pro CC版は4GB+64GBモデルが1799元(約27,500円)、6GB+128GBモデルが1999元(約30,500円)、Hisense Q5は4GB+64GBモデルが2299元(約35,000円)に設定されています。Unisoc T610はAndroid 10の最適化が済んでいる製品のため、この初搭載機3機種全てAndroid 10を搭載しています。

 

ちなみに、Unisocは国際市場におけるプロセッサー向けブランドの“Tiger”と通信モデム向けブランドの“Ivy”の廃止を公式が明らかにしており、2018年11月にスタートしたブランドの“Tiger”と“Ivy”は、約1年4ヶ月で幕を閉じています。

 

 

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