5G通信に対応したSnapdragon 6シリーズ製品“Lagoon”の詳細なスペックが明らかに

5G通信に対応したSnapdragon 6シリーズ製品“Lagoon”の詳細なスペックが明らかに

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Qualcomm Snapdragon 865 5Gを搭載したアメリカ合衆国市場向けのSamsung Galaxy S20シリーズのKernel Sourceから発見した未発表SoCの“Lagoon”は開発していることを表している状態に留まっていましたが、今回Snapdragon 765 5Gを搭載したLG Velvet(LM-G900N)のKernel Sourceから詳細なスペックが明らかになりました。

 

LagoonはSM6350のポート番号を持つSnapdragon 6 Seriesに属する製品で、代表的なSnapdragon 6 Series製品としてSnapdragon 665がSM6125を、Snapdragon 662がSM6115のポート番号を持っています。Qualcommは今現在はSnapdragon 8 SeriesとSnapdragon 7 Series製品が5G通信に対応していますが、Snapdragon 6 Series製品でも対応することを明らかにしており、今回このLagoonが5G通信に対応したSnapdragon 6 Series製品になる見込みです。

 

LG VelvetのKernel Sourceから明らかになったLagoonのスペックはCPUは2+6(Gold+Silver)のオクタコア構成を採用し周波数は2246MHz+1804MHzとなっています。GPUはAdreno 615を採用し最大周波数は850MHzに設定されています。CPUはARM Cortex-A77+ARM Cortex-A55になる可能性が高く、過去にSnapdragon 675でSnapdragon 7 Series製品よりもARM Cortex-A76を先に採用した過去があるためこのような予想をしています。GPUのAdreno 615はGoogle Pixel 3a/Pixel 3a XLに搭載されているSnapdragon 670が採用しているもので、Snapdragon 670では最大周波数は430MHzに設定されているため、理論上は2倍程度の性能を有します。現在のAnTuTu Benchmark v8におけるPixel 3aのGPU性能は約49,000点なので単純計算すると98,000点となりますが、Snapdragon 765G 5GのGPU性能は92,000点のため、実際のスコアは80,000点台に収まるのではないかと考えています。

 

2020年1月時点では開発していることが明らかになっている状態でしたが、同年5月には全ての仕様が決まっている状態なので近く発表されると考えています。残念なことにSM6350のポート番号やLagoonといったコードネームはわかっていますが具体的な製品名は不明です。考えられる名称としてはSnapdragon 68xやSnapdragon 69xが挙げられます。

 

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