魅藍ブランドからリリース予定の魅藍 E3(Meizu E3)と思われる「M851Q」と「M851M」がTENAA(中華人民共和国工業情報化部)の認証を通過し、スペックが公開されました。
認証を通過したのは魅族名義ではなく魅藍名義となっています。
昨日は筐体デザインが公開されており、18:9のアスペクト比の縦長ディスプレイ、側面に指紋認証センサー、デュアルカメラであることが判明しています。
公開されたスペックによりますと、Android 7.1.1 NougatをベースとしたFlyme 6を搭載し、18:9のアスペクト比の縦長ディスプレイを採用した5.99インチのFHD+(2160x1080)のTFT液晶ディスプレイ、CPUのクロック数が1.8GHzのオクタコア構成、RAM容量は4GB/6GBの2種類、内蔵ストレージは32GB/64GB/128GBの3種類、外部ストレージに対応、リアカメラは2000万画素と1200万画素のデュアルカメラ、フロントカメラは800万画素のシングルカメラ、バッテリー容量は3300mAhとなっています。
サイズは156.8 x 75 x 7.6 mmとなっており、Meizu M6 Noteよりも少し縦長、横の長さはほぼ同じ、厚みは薄くなっています。
重量も163gと軽めの設計、カラー展開はブラック、ゴールド、ブルーの3色展開です。
CPUのクロック数が1.8GHzであることが判明したので、2.5GHz+2.0GHzのオクタコア構成であるMediaTek Helio P70の可能性はなくなり、更に2.0GHz+2.0GHzのオクタコア構成のHelio P40の可能性もなくなります。
Qualcomm Snapdragon 625は2.0GHzのオクタコア構成なのでこれも異なり、同じクロック数を持っているのはSnapdragon 450が1.8GHzのオクタコア構成と開発中ではありますがMediaTek Helio P38も1.8GHz+1.8GHzのオクタコア構成になっているので、TENAAが公開したスペックではこれが合致します。
Helio P38の情報をリークした 草Grass草 氏によると、このSoCを搭載したスマートフォンは799元(約14,000円)程度でリリースされる様ですが、従来機となるMeizu M2 Eは1299元と1599元でリリースされ、恐らくは従来機と同じ値段でリリースされるはずなので魅藍 E3(Meizu E3)はそれ以上の魅力があるということでしょうか。
兎にも角にもAnTuTuベンチマーク Ver.7で15万点を叩き出したMediaTek Helio P70ではないとなると、勝手に回りが盛り上がりすぎたということもありますが、少々失望の念が出てしまいます。
魅藍 E3(Meizu E3)はカメラ機能を強化した“Pシリーズ”とゲーム機能を強化した“Gシリーズ”の存在が確認されており、謎多きスマートフォンとなっています。
Snapdragon 450やMediaTek Helio P38では快適にゲームが出来ないと思うのですが、実際はどうなるでしょうか。
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