未発表型番のM081Q、M081Mが3C(中国強制認証)の認証を通過しました。
M081QおよびM081Mは5G数字移動電話机として認証を通過していますので5G通信に対応した携帯電話であることがわかり、申請人がMeizuの場合で今までに同じ名称で認証を通過したものが存在していないためMeizu初の5G通信対応携帯電話となります。3Cの認証には付属するACアダプターの型番が記されており、UP1030となっています。UP1030は5V/3Aの15Wと10V/3Aの30Wの送電が可能になっており、今までのMeizuのスマートフォンは25Wが最大で普及しているのは24Wだったので、少しだけ進化をしていることがわかります。ただ、9V/3Aの27Wに対応しているという記載がないため、USB PDの規格に違反している可能性があります(参考)。
ちなみに、型番末尾のQは全網通公開版(Quenwangtonggongkaiban)を意味し、Mは中国移動(China Mobile)を意味しています。そのため、M081は中国移動に最適化したモデルが存在していることになります。そして、2020年になって型番規則が変化しており、2018年のMeizu 16th PlusがM892、2019年のMeizu 16s ProがM973なので「M+西暦の最後の数字+特定の数字」という型番に則って、M081は「M+202“0”+81」となっています。
M081QおよびM081Mは先日Flyme 8.20.3.26 betaのカメラアプリ内にあったm2081のコードネームで開発が進められているMeizu 17です。確定することが出来るのは過去の例ではm1928がM928のMeizu 16T、m1971がM971のMeizu 16sと規則性があるためです。
Meizu 17はQualcomm Snapdragon 865 5G+Snapdragon X55 5G Modemを搭載した5G通信対応製品で、4月に発表することが明らかになっています。Meizu 17は謎が多く、対象美学を追求したデザインではなく、パンチホールデザインになるのではないかと予想されていたり、ハイエンド製品としてはおそらく初となるSamsung製イメージセンサーを採用するのではないかと予想されています。