Huawei Kirin 820のGPU周波数は804MHz、Kirin 810からわずかに減少

Huawei Kirin 820のGPU周波数は804MHz、Kirin 810からわずかに減少

注:当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

先日発表されたHonor 30Sに初搭載された5G通信対応プロセッサーのHuawei Kirin 820のGPUの周波数が判明しました。Kirin 820はGPUにARM Mali-G57 MP6を採用しています。

 

Honor 30SのログによるとKirin 820のGPUの最大周波数は804MHz、最小周波数は148MHzとなっています。従来機のKirin 810がMali-G52 MP6で820MHz、Kirin 710がMali-G51 MP4で1000MHzなので、Kirin 810からわずかに低クロックに仕上がっています。

 

AnTuTu Benchmark v8におけるKirin 820のGPU性能は116,516点、Kirin 810が92,326点、Kirin 710が25,767点となっていますので、Kirin 820はKirin 810から約26%、Kirin 710から約352%の性能向上に成功しています。そして、Mali-G52からMali-G57は電力効率が1.3倍になっていることに加え、周波数が低く設定されているので高いGPU性能を発揮しながら省電力性は高まっているでしょう。

 

Kirin 820の初搭載機のHonor 30Sは8GB+128GBモデルが2399元(約37,000円)、8GB+256GBモデルが2699元(約41,000円)に設定されており、オンライン市場では4月7日より、オフラインショップでは4月10日より販売開始です。

 

 

Source