Qualcommが2022年向けフラッグシップSoCの開発に着手

Qualcommが2022年向けフラッグシップSoCの開発に着手

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Qualcommが2022年のフラッグシップSoCの開発に着手したと、ドイツメディアのWinFutureが報じています。

 

Qualcommは2020年12月Snapdragon 888 5Gを発表したばかりですが、同メディアによりますとQualcommのデータベースには「SM8450」が存在し、Snapdragon 888 5GがSM8350、Snapdragon 865 5GがSM8250なので、2022年向けフラッグシップSoCの開発に着手した事がほぼ確実となったようです。

 

内部コードは「Waipio」で、これはハワイ島北東の海岸に位置するワイピオ渓谷(Waipi'o Valley)から得ており、QualcommはSnapdragon 865 5Gにはハワイ島西部の地域のコナ(Kona)、Snapdragon 888 5Gにはマウイ島にある国勢調査指定地域のラハイナ(Lahaina)を採用し、すべてハワイ州に関連する言葉になっているため無作為の内部コードではなく正しく意味を持ったものとなっています。

 

Qualcommは既に実機でのテストを行っており、SM8450(Waipio)を採用したサンプル機(QRD)はRAM 12GB LPDDR5+内蔵ストレージ 256GB UFS 3.xを搭載しているようです。また、カメラは面白い記述があり、「Leica1」の名前を冠したカメラが搭載されているようで、これはHUAWEIと関係の深いドイツ企業のLeica(ライカ)を表している可能性が高いとしています。ただ、QualcommとLeicaが協力的な関係にあるかという点については現状は定かではないようです。

 

Snapdragon 888 5GのCPUはARMのX1A78とA55が採用されていましたので、後継製品のSM8450は次期CPU IPとなるX2(仮称)やA79(仮称)の採用が期待されます。GPUはSnapdragon 888 5GがAdreno 660なので、順当に行けばAdreno 670となるでしょう。

 

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