先日認証を通過した未発表型番のM813QのスペックがTENAA(中華人民共和国工業情報化部)によって公開されました。
M813QはEEC(欧州経済共同体)でM813HがMeizu M8として認証を通過していますので、中国では魅藍8としてロシア市場や国際市場ではMeizu M8として発表・販売される予定です。
M813Qの主なスペックは、Android 8.1.0 Oreo、5.7インチHD+(1440×720)ディスプレイ、CPUは2.0GHzのオクタコア構成、リアカメラが1200万画素+500万画素のデュアルカメラ、フロントカメラが500万画素、容量は4GB+64GBの1モデル展開、外部SDカードに対応(128GB)、バッテリー容量が3000mAh、カラー展開はブラックとゴールド、シルバーの3色となっています。
2.0GHzのオクタコア構成を採用したSoCはMediaTek Helio P22やQualcomm Snapdragon 625が当てはまります。性能に差はなくどちらも同等レベルの製品となっていますが、「MediaTek=安物」のイメージが抜けきれていませんので、Snapdragon 625を採用するほうが喜ばれると思います。
Meizu M3から始まりMeizu 6T(Meizu M6T)まで2年間大事に扱ってきたMediaTek MT6750をようやく捨てるようです。
競合他社であるXiaomiのHelio P22を搭載したXiaomi Redmi 6(4GB+64GB)が899元(約14,500円)、Snapdragon 625を搭載したXiaomi Redmi 6 Pro(4GB+64GB)が1299元(約21,000円)という価格設定を考えると、1000元(約16,000円)を切る価格で発表されるであろうMeizu M8はHelio P22を採用する可能性が高いです。もしSnapdragon 625を採用するのであればXiaomiの顧客を奪うなんてこともあるかもしれません。