中国のUNISOCは5G対応製品に「Tanggula」を付与していますが、昨年の11月頃から最初の名称を少し変更した「Tangula」を使用していることがわかりました。「Tanggula」は昨年の4月に発表された比較的新しい名称ですが、わずか7ヶ月で名称を変更していることになります。
Tangula was named after the Tanggula Mountain Range, the birthplace of the Yangtze River, which gave birth to a brilliant civilization. We hope to take #5G as a new starting point to make a breakthrough, nurture, and promote the #digitaltransformation of thousands of industries. pic.twitter.com/vwrJJHRHvX
— UNISOC (@UNISOCTech) January 13, 2022
そして、今年の1月13日に「TangulaはTanggula山脈にちなんで命名した」とTwitterやFacebookに命名理由を明らかにした投稿を行い、“命名の変更を認めた”わけではありませんが“命名の変更は確認”できました。
そのため、今後はTanggula T770やTanggula V516の名称はTangula T770とTangula V516へ変更されます。そして、この変更をもってTangula T740が3回も名称が変更された珍しい製品となり、1回目はTiger T7510からT7510へ、2回目はT7510からTanggula T740へ、3回目のTanggula T740からTangula T740への変更です。
現在最上位の製品として発表されているTangula T770とTangula T760のうち、前者はChina Telecom完全子会社のTianyi Telecomが天翼1号 2022(TYH212U)で初搭載が明らかにされています。後者はHisenseとZTEが採用を表明し、Hisense F70 5G(HNR553T)での搭載が確定しています。