GeelyによるMeizu買収に新たな情報、Meizuは資金調達を画策し交渉中

GeelyによるMeizu買収に新たな情報、Meizuは資金調達を画策し交渉中

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中国自動車大手のGeely(吉利)が“小さな工場”のMeizu(魅族)の買収を計画していると36Krに報じられ、その後、同社のEV自動車のZeekr 001所有者向けのアプリにFlymeが表示されるなど目が離せない状況にあります。

 

当時はGeely Group(吉利集団)の携帯電話事業を行う企業の星紀時代(XingJi Shidai)がMeizuの買収を計画しDD(買収監査)を行っていると報じられましたが、中国媒体の科創板日報は最新の情報としてMeizuは資金調達を求めてGeely Groupと連絡を取り合い、買収に関してはあまり交渉していないと報じました。

 

ただ、Geely Groupが買収を放棄している情報はなく、交渉が進まない理由としてMeizuが買収価格やVAM契約の条件に高い要件を持ちかけている可能性を挙げています。VAM契約は中国独特の投資に関する言葉でギャンブル契約とも訳され、担保を提供できる資産の少ない企業に投資すると投資家のリスクが非常に高いので、事業の目標達成や不達成を条件に投資リスクを抑える条項です。

 

買収が行われることなく中国の大型連休の春節に突入したため、2月7日まで情報が更新される可能性は低いです。MeizuがGeely Groupに資金調達を求めて交渉を進めている情報が真実である場合、“Meizu”のかたちは残る可能性が高く、Geely Group傘下のMeizuとして今後は活動していくでしょう。

 

 

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