Qualcomm Snapdragon 855を搭載したXiaomi Mi 9のカーネルソースが発表後即時公開され、そのカーネルソース内にQualcommが未発表であるプラットフォームの「Magpie」の存在を確認しました。
「Magpie」は鳥のカササギを表す言葉で、他の意味としておしゃべりな人や(がらくたの)収集癖のある人を表しています。
カーネルソースによると未発表の「Magpie」のCPUは2+6のオクタコア構成で、big側のクロック数は2.4GHz(2400MHz)でLITTLE側のクロック数は1.8GHz(1804MHz)、GPUのクロック数は650MHzとなっています。GPUはオーバークロックが可能になっており、825MHzと800MHzにクロックアップすることが出来ます。
この他L2キャッシュは2x256KB+6x128KB、L3キャッシュは1MB。RAM規格はLPDDR4Xに対応し、クロック数は1804MHzに設定されています。
CPUの2+6のオクタコア構成はSnapdragon 710やSnapdragon 712、Snapdragon 675が採用していますが、最大クロック数が2.4GHzなのでSnapdragon 710やSnapdragon 712の後継機ではないかと考えています。今の所QualcommはSM7150の開発コードを公開していますので、「Magpie=SM7150」の可能性があります。