Qualcomm Snapdragon 855 PlusのGPUクロックは675MHz、Snapdragon 855搭載機の一部は810MHzまでOC可能な現状

Qualcomm Snapdragon 855 PlusのGPUクロックは675MHz、Snapdragon 855搭載機の一部は810MHzまでOC可能な現状
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Qualcommが先日発表したフラッグシップモデル向けプラットフォーム「Qualcomm Snapdragon 855 Plus Mobile Platform」のGPUクロックの設定値が判明しました。

Qualcommは昔からの伝統でGPUクロックを非公開にしていますので、今回の情報は実質的にリークとなります。

 

微博ユーザー(@肥威)は今現在搭載機がリリースされていない状況の中Snapdragon 855 Plus搭載機のログを取得し、GPUクロックの設定値を公開しました。7月23日にはSnapdragon 855 Plusの初搭載を表明したASUS ROGによるROG Phone IIが控えているのでこの機種のログを取得したと考えるのが通常ですが、Black SharkによるBlack Shark 2 Proにも搭載されることが明らかになっており、ログの表記の並びからこちらのほうが僅かですが有力です。

気になるGPUクロックは最大値が675MHzで、585MHZ、499.2MHz、427MHz、345MHz、最小値が257MHzとなっています。

 

一般的なSnapdragon 855搭載機は最大値が585MHz、499.2MHz、427MHz、345MHz、最小値が257MHzなので、Snapdragon 855 Plusは最大値の675MHzが追加されていることがわかります。約15%のクロックアップで、これはQualcommの発表通りです。当初は672MHz程度ではないかと予想されていましたが、それに近い数値になっています。

ちなみにSnapdragon 855には試作機が存在していたことが明らかになっていて、試作機時点では600MHzが最大値として用意されていました。

 

ただ問題点としてXiaomiのXiaomi Mi 9/Mi 9 Explorer Edition(Mi 9 Transparent Edition)や、Xiaomiが出資しているBlackSharkのBlack Shark 2nubia Red Magic 3はSnapdragon 855を搭載していながら最大値として810MHzを用意していることがわかっています。それぞれオーバークロックする方法が存在しているのでユーザーが簡単にその設定値に触れることが出来ます。ただ、今現在nubia Red Magic 3のみその方法は封じられているので実質的にはXiaomiとBlack Sharkの2社ですが、ベースモデルの方が高い設定値を持っているという不思議な関係が起きています。

 

もちろんSnapdragon 855 PlusはSnapdragon 855と比較してプライムコアが2.84GHzから2.96GHzへクロックアップされているのでしっかりと変更点はありますが、QualcommがアピールしたGPU性能の15%高速化は期待しすぎないほうが良いかもしれません。

 

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