2022年の旗艦製品はSnapdragon 8 Gen 1とDimensity 9000を搭載しますが、準旗艦製品はSnapdragon 870 5GやSnapdragon 888 5G、Dimensity 8000など複数の選択肢があります。そんな状況を受けてQualcommがSnapdragon 888 5Gの供給価格を引き下げた、との情報が流れました。
Dimensity 8000はTSMC N5で製造されたSoCで優れた電力効率と高い性能を発揮でき、TSMC N7で製造されたSnapdragon 870 5Gよりも優位に立つでしょう。これを快く思わないQualcommは性能が優れたSnapdragon 888 5Gの供給価格を引き下げて多くの企業へ採用してもらおうと宣伝を行っているようです。
ISP性能はDimensityよりSnapdragonが優れる場合が多く、昨今は写真・動画の撮影の優位性が求められているため、Snapdragon 888 5Gの値下げは一定の効果がありそうです。ただ、Snapdragon 888 Plus 5Gに関しての情報はありません。
ちなみに、旗艦製品にSnapdragon 8 Gen 1、準旗艦製品にSnapdragon 888 5Gを採用した製品は、realme GT 2 Proとrealme GT 2、moto edge X30とmoto edge S30があります。