先日認証を通過した未発表型番のM872QのスペックがTENAA(中華人民共和国工業情報化部)によって公開されました。
M872QはQualcomm Snapdragon 845を搭載したMeizu 16thとMeizu 16th Plusの廉価モデルとして開発されているMeizu 16XだとCEOの 黄章(Jack Wong) 氏によって明らかにされています。
M872Qの主なスペックは、Android 8.1.0 Oreo、6.0インチFHD+(2160x1080)AMOLEDディスプレイ、CPUは2.2GHzのオクタコア構成、リアカメラが1200万画素+2000万画素のデュアルカメラ、フロントカメラが2000万画素、容量は6GB+64GBの1モデル展開、外部SDカードに非対応、バッテリー容量は3000mAh、カラー展開は磨砂黒(ブラック)と陶瓷白(セラミックホワイト)、磨砂金(ゴールド)の3色です。
CEOの発言どおりディスプレイにはAMOLEDを採用、カメラ構成はMeizu 16thとMeizu 16th Plusと全く同じです。カメラは前面が2000万画素、背面が1200万画素(IMX380+4xOIS)+2000万画素(IMX350)という構成なので、廉価モデルながらかなりハイクオリティな写真撮影が出来そうです。
CPUは2.2GHzのオクタコア構成ということでQualcomm Snapdragon 710の搭載が確実視されます。CEOがMeizu 16XはSnapdragon 710採用機の中で一番優れているという発言がありますので期待が高まります。
CEOによるとSnapdragon 710を搭載した機種はMeizu 16XとMeizu X8の2機種で、前者がMeizu 16thとMeizu 16th Plusの廉価モデル、後者がXiaomi Mi 8 SEの対抗モデルとして開発されているので、今回認証を通過したM872Qは驚くべき価格になる可能性は低いです。
ほぼ同じ時期にMeizu M8と見られるM813Q、Meizu M8 Liteと見られるM816QがTENAAの認証を通過しており、Meizu 16XとMeizu M8とMeizu M8 Liteは同時に発表される可能性が高いです。発表会の開催時期は未定ですが9月中旬になると考えており、新型iPhoneの影に隠れてしまうのではないかと懸念しています。