MEIZU創立15周年を祝った「Meizu 15」シリーズの最上位モデルとなるMeizu 15 Plusと思われるデザインの特許をSIPO(中華人民共和国国家知識産権局)に出願し、申請が受理されたことが判明しました。
申請番号は201730377705X、承認通知番号はCN304541910Sです。
MEIZUはスマートフォンのデザインに関する特許を複数取るのが当たり前となっていますが、今回のデザインに限っては既にリークしており、Meizu 15 Plusに採用されるのはほぼ確定的です。
今回取得した特許のデザインはAndroid市場で流行っているノッチ(くぼみ)デザインではなく、ただの左右ベゼルレスデザインになっています。上部にはカメラ、下部にはApple iPhoneの様な円形のホームボタンを採用しています。MEIZUが今までリリースしてきたスマートフォンのホームボタンは楕円形だったので特別なにかに似ているという指摘はありませんでしたが、この円形のホームボタンは流石にコピー品と言われても仕方がないデザインになっています。
ディスプレイは2017年から流行っている18:9のアスペクト比の縦長ディスプレイを採用しているように見えます。
背面には縦に並んだデュアルカメラ、その下にはリング状に配置されたLEDフラッシュが確認できます。そして筐体に沿うように樹脂ラインが引かれています。
左側面にはボリュームボタン、右側面にはSIMトレイとホームボタンが配置されています。MEIZUは左側面にSIMトレイを配置しましたが、今回は右側に配置されています。
下部にはイヤホンジャックとUSB Type-Cポート、スピーカーが配置されており、これはMEIZUの普遍的なデザインとなっています。
2017年に背面にディスプレイを配置したMeizu PRO 7を発表しただけに今回の特許のデザインは面白みに欠けます。Meizu 15シリーズの開発にはCEOの 黄章(Jack Wong) 氏が大きく関わっており、CEOがこのデザインにGOサインを出したものだと考えられます。
ホームボタンに触れるとバック操作、押し込むとホーム操作が可能なmTouchは偉大な発明だと思いますが、2018年最初のスマートフォンとして発表された魅藍S6(Meizu M6s)がSuper mBackを採用した時に捨てるべき機能だと思います。あらゆるメーカーがナビゲーションバーに対応していき、更にGoogle Pixelスマートフォンもナビゲーションバーを使用してるので流れに乗るほうがいいように感じます。
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