MediaTek Dimensity 1000CのGPU周波数が明らかに、Dimensity 820よりも低く設定

MediaTek Dimensity 1000CのGPU周波数が明らかに、Dimensity 820よりも低く設定

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アメリカ合衆国の移動体通信事業者T-Mobile向けLG VELVET 5Gが搭載しているMediaTek Dimensity 1000C(MT6883)のGPUの周波数がKernel Sourceから明らかになりました。

 

MediaTekは基本的にCPUの周波数とGPUの周波数を公開する企業ですが、5G通信に対応したDimensityシリーズ製品においては例外でCPUの周波数は公開されますがGPUの周波数は公開しておらず、Kernel Sourceからの追求方法がわかっていなかったので実機による計測が必要でした。Qualcomm製SoCの場合はKernel Sourceを見れば簡単にGPUの周波数が明らかになっていますが、MediaTek製SoCに限っては長らくKernel Sourceを研究しても見つからず困っていました。そんな時に、なんとなくLG VELVET 5GのKernel Sourceを眺めていたら神が味方したのか「ひらめき」の力を得た私はKernel SourceからGPUの周波数がわかるようになりました。

 

Dimensity 1000CのGPUの周波数は654MHzで、正しく記載するとMali-G57 MC5 @654MHzとなります。MediaTek DimensityシリーズにおいてMali-G57 MC5を採用している製品が他にも存在し、それはRedmi 10X/Redmi 10X Proが搭載しているDimensity 820です。Dimensity 820のGPUはMali-G57 MC5 @900MHzでDimensity 1000Cの方が周波数が低くなっているため、性能はDimensity 820の方が上回るでしょう。ちなみに上の画像に記載されている695MHzは中国市場向けOPPO Reno3 5Gが搭載しているDimensity 1000L、836MHzは今の所発表にとどまっているAstro Slide 5G Transformerが搭載しているDimensity 1000とrealme X7 Proとvivo iQOO Z1が搭載しているDimensity 1000+のGPUの周波数です。

 

今の所Dimensity 1000Cを搭載したLG VELVET 5GのAnTuTu Benchmark v8スコアが出回っていないため、両SoCの比較はできない状態となっています。

 

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