MediaTek Helio P60のAnTuTuベンチマークスコアがリーク

MediaTekがMWC2018で発表したミドルレンジモデル向けプロセッサーの「MediaTek Helio P60」のAnTuTuベンチマーク結果がリークしました。名前が以前Geekbenchでリークした“MTK P60 MWC Demo”なので、MWC2018で展示してあったリファレンス機で計測したものだと考えられます。MediaTek Helio P60はOPPO R15で搭載されることが明らかになっています。

リファレンス期のスペックはAndroid 8.1.0 Oreo、RAM 4GBです。

 

スコアは総合性能が137,376点、CPU性能が63,238点、GPU性能が28,470点、UX性能が35,067点、MEM性能が10,601点で横にあるSnapdragon 660を搭載したOPPO R11sと同等レベルの性能を持っていることがわかります。細かいスコアで違いがありますので比較をします。

Helio P60は製造プロセスがSnapdragon 660の14nmよりも小さい12nm、CPUのコアは同じものを使用し、クロック数がbigコアが2.0GHzになっているもののLITTLEコアが2.0GHzで高クロックに、GPUは今まで2コア(MP2)しか搭載しませんでしたがHelio P60には3コア(MP3)を搭載して高クロックに、LTEカテゴリーはCat.7(300Mbps)/13(150Mbps)となっています。

MediaTekはフラッグシップモデル向けプロセッサーのHelio Xシリーズの開発を一時停止し、ミドルレンジモデル向けのHelio Pシリーズの開発に注力することを明らかにしており、このスペック表からその方針が見えてきます。

 

AnTuTuベンチマークの比較には画像に表示されている2機種の他に、リークしたHelio P70と思われるスコアとAnTuTu公式が算出しているHelio X30のスコアを追加します。

Helio P60とHelio P70はCPU性能が飛び抜けて高いですが、一方でGPU性能はミドルレンジモデルの枠組みに入っています。快適性を表すUX性能ではHelio P60よりもSnapdragon 660の方が高くなっており、総合スコアではHelio P60が上回っていますが実際の操作ではSnapdragon 660の方が快適だとAnTuTuベンチマークスコアから読み取れます。

Helio P60のCPU性能がSnapdragon 660よりも高いのは製造プロセスの進化が大きく関係しており、基本的に製造プロセスが小さくなると高性能と省電力性に期待できます。

 

MediaTek Helio P60のスペックは、製造プロセスがTSMC 12nm FinFET、CPUはARM Cortex-A73(2.0GHz)x4 + A53(2.0GHz)x4のオクタコア構成、GPUはARM Mali-G72(800MHz) MP3、AI専用チップのAPUを搭載、ISPはリアフロントともに最大3200万画素でデュアルカメラは2000万画素+1600万画素、RAM規格はLPDDR3は933MHzとLPDDR4xは1800MHz、最大RAM容量は8GB、ストレージはeMMC 5.1とUFS 2.1とSD 3.0、LTEカテゴリーはCat.7(300Mbps)/13(150Mbps)、WLANは802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2、GPS、GLONASS、BeiDou(北斗)、Gallileoとなっています。

対応ネットワークは全ての通信(FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TC-SCDMA/CDMA2000/GSM)、アメリカのT-Mobileが採用する600MHzのBand 71に対応、DSDVとなるデュアルVoLTE/ViLTE/VoWi-Fiに対応、対応解像度は20:9のFHD+(2160×1080)となっています。

ワイヤレス給電が可能なPump Express Wireless、MediaTekの急速充電規格Pump Expressを採用しています。

 

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