AnTuTuがSoC of the Year 2019を発表、5G本格スタートに向けて

AnTuTuがSoC of the Year 2019を発表、5G本格スタートに向けて

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AnTuTu Benchmarkを開発提供しているAnTuTuが、SoC of the Year 2019を発表しました。

 

フラッグシップパフォーマンス賞はQualcomm Snapdragon 855 Plusが受賞。AnTuTu Benchmark v8での性能は約48万点で、2019年に搭載されたスマートフォンの中ではトップの性能を誇ります。

Snapdragon 855 Plusの強みはやはりGPU性能で、GPUはAdreno 640(675MHz)を搭載しています。Huawei Kirin 990 5Gが約15万点のところ、Snapdragon 855 Plusは18万点から19万点を安定して発揮しており、2019年の間に抜かされることはありませんでした。

 

テクノロジーイノベーション賞はKirin 990 5GSamsung Exynos 980Snapdragon 765G 5G、MediaTek Dimensity 1000Lが受賞。これらに共通するのは5Gモデムが内蔵されている点で、2020年前半の急速な5G市場の拡大化に向けて必要なSoC群です。

 

Samsung Exynos 980、Snapdragon 765G 5G、MediaTek Dimensity 1000Lはミドルハイ帯を牽引するSoCで、Exynos 980はA77+G76、Snapdragon 765G 5GはA76(派生)+A76(派生)+A55(派生)、Dimensity 1000LはA77+G77を搭載しています。

AnTuTu Benchmark v8における性能は、Dimensity 1000L、Exynos 980、Snapdragon 765G 5Gの順番で優れています。

 

コストパフォーマンス賞はKirin 810Helio G90Tが受賞。

どちらのCPUは2xA76+6xA55を搭載し、GPUはKirin 810がMali-G52 MP4、Helio G90TはMali-G76 3EEMC4を搭載しています。

中国市場においてはKirin 810搭載機はいくつか販売されていますが、国際市場では残念ながら数が非常に少ないです。一方でHelio G90TはRedmi Note 8 Proのみが採用し、国際市場でも同じ機種が販売されています。中国市場においてはKirin 810の方が多く出回っていると考えています。

 

最近はUnisocが本格的にスマートフォン市場へ乗り出しており、5G通信の認証を通過しています。これにより、5Gによる市場は熾烈化しSnapdragonやExynosを搭載しているからという理由だけで売れる時代ではなくなるでしょう。更に、日本においては2020年は5G通信サービスが開始するので、スマートフォンやIoT機器を含め、あらゆる方向から私達の生活を変えていくでしょう。

 

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