Samsung製新ミドルレンジSoCのExynos 1200と思われるS5E8825がGeekbenchに登場しました。数週間以内にSnapdragon 898 5G、Exynos 2200、Tensorが姿を表しており、Geekbenchから目が離せない状況が続いています。
Geekbench 5.4.1で計測され、マザーボード名はS5E8825、主なスペックはAndroid 12、RAM 8GBで、性能はシングルコア性能が759点、マルチコア性能が1.878点となっています。
開発者コードを利用して詳しく見ると、CPUは2x2.40GHz+6x2.0GHzのオクタコア構成、GPUはMali-G68を搭載しています。そして、CPUに関しては識別子が3393のためCortex-A78を採用しており、2xA78+6xA55が濃厚です。
そして、ガバナー(Governor)はExynos 2100やExynos 1080が採用していた“energy_step”ではなく“energy_aware”へ刷新されており、いくつか変更が加えられているでしょう。
GPUのコア数が不明ですが、性能はMediaTek Dimensity 900程度ではないかと考えています。競合他社製品としてQualcommのSnapdragon 778G 5Gがありますが、それとは明確な差が付きそうです。