MEIZUにはサブブランドの魅藍(M)シリーズが存在しており、基本的に中価格から低価格のモデルが発表・販売されています。2017年のMシリーズモデルはMeizu M6シリーズなので、2018年はMeizu M7シリーズになると考えられていたのですが、MEIZUのスペイン公式アカウントが「Meizu M8シリーズ」を準備していることを明らかにしました。
過去にはMeizu M7 Noteは存在しないと魅藍事業部総裁の 李楠(Li Nan) 氏が酔った勢いで発言したことがあります。この時は創立15周年を記念したMeizu 15シリーズの発表会が控えており、その下位モデルとスペックが似てしまうので統合すると考えていましたがどうやら違うようです。実は、中国にとって“7”は不吉な数字と考えている人がいるようで、例えば7月は“幽霊月”と呼ばれていたり、発音が“気(怒る)”に似ていたりします。これがMeizu M7シリーズの存在しない理由にはなりませんが、どうやら避けるというのは間違っていないようです。
今現在、FCCの認証にて「M810L」のMeizu M8cと「M809L」のMeizu M8cの廉価モデルの存在が明らかになっており、Meizu M8シリーズを開発していることは明らかです。例年通りであればこの2つのモデルに加えてMeizu M8 NoteとMeizu M8sとMeizu M8が控えており、合計5つのモデルが販売されると思います。
少し進んだ話をしますが、Meizu E3がQualcomm Snapdragon 636、Meizu M6 NoteがSnapdragon 625、Meizu M15がSnapdragon 626を搭載しており、Meizu M8 NoteはSnapdragon 630を搭載するのが有力でしょう。SAMSUNG Exynos 7 Series 9610というSoCがあり、こちらも可能性としてはありますが、スペック的にはSnapdragon 630の方がちょうどいいような気がします。
Meizu M6 Noteのカメラ機能は1000元台のスマートフォンでは最高レベルと評されており、後継機となるMeizu M8 Noteのカメラ機能にも注目が集まっています。ノッチデザインになるのかは不明ですが、正当進化となると18:9のアスペクト比のディスプレイは搭載してもらいたいです。市場を見極めて「今の消費者は何を欲しているのか」を判断して正しいスマートフォンを発表・販売することを期待しています。
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