Xiaomi Mi 9向けAndroid Q BetaにてQualcomm Snapdragon 855のGPUのOCが不可能に

昨日配信されたXiaomi Mi 9/Mi 9 Explorer Edition(Mi 9 Transparent Edition)向けAndroid Q Beta 6をベースとしたMIUI 10 9.8.8 Betaにてそれまで可能だったGPUのオーバークロック(OC)が不可能になっていることがわかりました。

 

微博ユーザーの@肥威氏によりますと当該バージョンにて前回まで可能だったオーバークロックを可能にするダイアルコードを入力するとGPU超頻実験模式(GPUオーバークロックテストモード)の画面に遷移しますが、その項目内の「打開」をタップしても585MHzのまま変化しなかったようです。

中国市場向けのXiaomi Mi 9シリーズ(Mi 9 SE除く)は通常Qualcomm Snapdragon 855のGPUのAdreno 640が585MHzに設定されているところ、特殊なダイアルコードを入力することで810MHzまでオーバークロックが可能になっていました。今回配信されたMIUI 10 9.8.8 Betaにてオーバークロックが不可能になり、最高値が通常の585MHzになりました。

 

以前、QualcommがSnapdragon 855を採用しているベンダーに対してGPUのオーバークロックを禁止知るように通告を行ったという記事を書きましたが、どうやらそれは本当のようです。QualcommはSnapdragon 855のマイナーチェンジモデルとしてSnapdragon 855 Plusを発表しており、ベースモデルのSnapdragon 855をオーバークロックするとSnapdragon 855 Plusよりも性能が高くなるため、それではSnapdragon 855 Plusの製品の立ち位置が不安定になるので通告したと考えられています。

 

ちなみにGPUのオーバークロックを行っているのはXiaomiだけではなく、Xiaomiが出資したことで有名なBlack SharkによるゲーミングスマートフォンのBlack Shark 2、かつてはZTE傘下であったnubiaによるゲーミングスマートフォンのnubia Red Magic 3も特殊なコマンドや機能をオンにすることでGPUが810MHzまでオーバークロックが可能になっています。

Xiaomiがオーバークロックをやめたことでこの2社も追随すると考えていますが、オーバークロックをやめるという事は消費者(購入者)の知らない間に製品の質を落とす事になるので訴訟問題に発展する可能性も否めません。何か上手な解決方法はないでしょうか。

 

 

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