Xiaomiが次期Snapdragon 7シリーズ搭載製品を開発中、Redmi K40が搭載か

Xiaomiが次期Snapdragon 7シリーズ搭載製品を開発中、Redmi K40が搭載か

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先日Qualcomm Snapdragon 888 5Gを初搭載したXiaomi Mi 11を発表したXiaomiですが、新たに“初搭載”を行いそうな製品を開発していることがXiaomi Mi 11のKernel Sourceから明らかになりました。

 

XiaomiはGPL(General Public License)に基づきKernel Sourceを公開しているオープンな中国企業として有名で、更に製品が発表されてから数日後に公開するため今は過去ほどの盛り上がりはありませんがカスタムROMを開発している人にとって喜ばれている企業となっています。そんなXiaomiはSnapdragon 888 5Gを搭載したXiaomi Mi 11を発表した当日にKernel Sourceを公開しており、Qualcomm製未発表SoCの“Holi”と“Shima”の開発段階のスペックが明らかになっています。

 

今回新たな情報として、Kernel Source内にXiaomiと“sm7350”を関連付けるファイルが残っていることが判明したため、Xiaomiが新型Snapdragon 7シリーズ製品を搭載した新たなミドルレンジ製品を開発中であるということがわかりました。この“sm7350”ですが、2020年のミドルレンジ製品が採用したSnapdragon 765 5G/765G 5G/768G 5Gが“sm7250”を、2019年のミドルレンジ製品が採用したSnapdragon 730/730Gは“sm7150”のポート番号を有しているため、“sm7350”はSnapdragon 7シリーズに属する製品であることがわかると思います。

 

現在Qualcommは“sm7350”のポート番号を持つ製品を発表していないため、Xiaomiは未発表のSnapdragon 7シリーズ製品を搭載した製品を開発しています。ちなみにXiaomiはSnapdragon 765G 5Gを搭載したRedmi K30 5Gを発表しているため、2021年は“sm7350”を搭載した製品としてRedmi K40シリーズが発表されると考えています。