Qualcomm製未発表SoC“Lahaina”がGeekbenchに登場、Snapdragon 875 5Gの開発コード

Qualcomm製未発表SoC“Lahaina”がGeekbenchに登場、Snapdragon 875 5Gの開発コード

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1Qualcomm製未発表SoCとなるLahainaがGeekbenchに登場しました。

 

“QUALCOMM Lahaina for arm64"の名称でCompute Benchmarkの計測が行われており、OpenCL Scoreは4,351点となっています。Qualcommにおける過去のハイエンド製品となるSnapdragon 865 5Gが3,221点でSnapdragon 865 Plus 5Gが3,518点となっているため、Lahainaはハイエンド製品であることは間違いないでしょう。

 

この“QUALCOMM Lahaina for arm64"を開発者コードを利用して詳しく見ると、CPUは1+3+4のオクタコア構成で周波数は2.84GHz+2.42GHz+1.80GHz、GPUはAdreno 660を採用しており、Snapdragon 875 5Gを搭載したXiaomi製品と全く同じなスペックを有しているためLahainaはSnapdragon 875 5Gを表していることが明らかになりました。QualcommはSoCにポート番号と開発コードの双方を付与しており、例としてSnapdragon 865 5Gはポート番号SM8250で開発コードKonaを有し、Snapdragon 765 5G/765G 5Gはポート番号SM7250-AAとSM7250-ABで開発コードはLitoとなっています。今回Snapdragon 875 5Gの開発コードがLahainaであることが明らかになり、ポート番号は既にSM8350であると判明しているため、Snapdragon 875 5Gはポート番号SM8350で開発コードはLahainaということになります。

 

ちなみに開発コードのLahainaはアメリカ合衆国ハワイ州マウイ郡のマウイ島にある1番大きな国勢調査指定市域(CDP)で、従来製品のSnapdragon 865 5G/865 Plus 5Gに付与されたKonaはアメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島西部の地域名となっており、Qualcommのハイエンド製品はハワイに関係する言葉になる法則があるようです。ちなみにSnapdragon 855/855 PlusはNileでナイル川を意味しており、Snapdragon 865 5G/865 Plus 5Gから始まった法則と考えてもいいでしょう。

 

 

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