未発表MediaTek Dimensity 5G製品がGeekbenchに登場、ARM Cortex-A78を採用

未発表MediaTek Dimensity 5G製品がGeekbenchに登場、ARM Cortex-A78を採用

Processor/Platform

未発表MediaTek Dimensity 5G製品がGeekbenchに登場しました。

 

“alps k6893v1_64”の名称で計測され、SoCの名称はARM MT6893Z/CZAとなっているため実際はMT6893、Android 11+RAM 8GBのスペックを有しています。現在最新のものから1世代古いGeekbench 4.0.0で計測され、シングルコア性能は4,108点でマルチコア性能は11,204点となっています。競合他社製品の性能はHUAWEI Kirin 9000がシングルコア性能は4,934点でマルチコア性能は15,002点、Snapdragon 865 Plus 5Gがシングルコア性能は4,528点でマルチコア性能は13,238点となっているため、この未発表MediaTek Dimensity 5G製品はハイエンド級の性能を有しているものの最前線の性能は有していません。

 

開発者コードを利用して詳しく見てみると、CPUにARM Cortex-A78を採用しGPUにARM Mali-G77 MC9を採用していることが明らかになりました。CPUの構成や周波数は今回のデータからは不明ですが、Geekbenchはベース周波数が2.0GHzであることを記載し昨今のハイエンド製品はARM Cortex-A55を省電力CPUとして採用しているので、今回姿を表した未発表MediaTek Dimensity 5G製品のMT6893はARM Cortex-A78+ARM Cortex-A55のオクタコア構成で、ARM Cortex-A55の周波数が2.0GHzであることがわかります。

 

MediaTekはTSMC製6nm EUV製造プロセスと最大周波数が3.0GHzのARM Cortex-A78を採用したSoCの発表を予告していますが、今回姿を表したMT6893はシングルコア性能が4,108点となっているのに対しKirin 9000はCPUに最大周波数3.13GHzのARM Cortex-A77を採用して4,934点となっており、ARM Cortex-A78はARMの発表によりますとARM Cortex-A77から20%の性能向上が行えていることを明らかにしているため今回姿を表したMT6893のARM Cortex-A78は最大周波数3.0GHzではないと考えています。

 

 

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