TSMC製造のSnapdragon 8 Gen 1 Plusは例年より発表が早まる可能性

TSMC製造のSnapdragon 8 Gen 1 Plusは例年より発表が早まる可能性

QualcommはSnapdragon 8 Seriesを上半期に1製品、下半期に1製品を発表する流れを2019年発表のSnapdragon 855から展開し、昨年はSnapdragon 888 5GSnapdragon 888 Plus 5Gが発表されました。今年もその流れを継続するようですが、例年と違う展開が予想されています。

 

2022年の上半期はXiaomi 12やOnePlus 10 Pro搭載のSnapdragon 8 Gen 1が展開されていますが、下半期はSnapdragon 8 Gen 1 Plusの展開が予想されており、名称は新たな命名規則を採用した製品ですが、“Plus”が付与されることや付与される位置は例年と同じ可能性が高いです。

 

名称は同じ規則を採用しますが、製造工場がSnapdragon 8 Gen 1と異なる可能性が挙げられており、この部分が例年と大きく違う展開のひとつです。Snapdragon 8 Gen 1はSamsung 4nmで製造されていますが、Snapdragon 8 Gen 1 PlusはTSMC N4で製造される可能性が高く、上半期と下半期で製造工場が異なるのは初めての試みです。

 

もうひとつの違う展開は発表される時期で、例年は下半期が始まる7月に発表されますが、Snapdragon 8 Gen 1の完成度が採用企業の望むものではなかったので、企業や消費者の信用を取り戻すためSnapdragon 8 Gen 1 Plusの発表を早めて採用機種を早期に展開し、より優れた製品が求められるハイエンド市場での優位性を高めたいと考えているようです。

 

また、Snapdragon 8 Gen 1 Plusの展開を早める要因としてTSMC N4で製造されるMediaTekのDimensity 9000の存在も大きく関わっています。例年のMediaTekの製品は準旗艦製品に収まるものが展開されていましたが、Dimensity 9000はSnapdragon 8 Gen 1に匹敵する性能を発揮し、電力効率の面ではSnapdragon 8 Gen 1より優れる可能性が示唆されています。

 

発表時期はQ2(4月-6月)が予想されており、XiaomiやOnePlus、Motorola、Lenovo、vivoなどの複数の企業が採用する見込みです。XiaomiはXiaomi 12 Proを最上位製品として展開していますが、Snapdragon 8 Gen 1 Plus搭載製品はXiaomi 12 Proに似たXiaomi 12s ProとLeica協業したXiaomi 12 Ultraが予想されています。

 

 

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