QualcommがSnapdragon 888 5Gの後継製品の開発を行っているのは周知の事実ですが、詳細な情報に関しては流れていない状態でした。今回、SoCの性能を大きく左右するCPUの周波数が明らかになりました。
リーク者はSamsung関連に関して一定の信頼性のあるIce Universe氏で、同氏からこの情報が出るのはSnapdragon 898 5G(仮称)がSamsungから製造される可能性が高いことも意味しています。
同氏によるとSnapdragon 898 5GのCPUは、プライムコアは3.09GHz、ビッグコアは2.4GHz(2.42GHz)、スモールコアは1.8GHz(1.80GHz)を採用するようです。Snapdragon 888 5GやSnapdragon 865 5G、Snapdragon 855は2.84GHz+2.42GHz+1.80GHzを採用してきたのでQualcommにとっての“安定”と考えていましたが、2021年向けの製品では新たな“安定”を見つけて採用する可能性があります。
一部情報では1+3+4ではなく1+3+2+2を採用する可能性も示唆されていましたが、基本とも言える1+3+4を継続して採用するようです。そして、性能強化版のPlusモデルはSamsungではなく台湾のTSMCで製造すると考えれられており、CPUの周波数がさらに増加する可能性があります。