Qualcomm Snapdragon 768G 5Gのベンチマークスコアが判明。VS. Snapdragon 765G、Snapdragon 730G、Exynos 980、Kirin 820、Dimensity 800

Qualcomm Snapdragon 768G 5Gのベンチマークスコアが判明。VS. Snapdragon 765G、Snapdragon 730G、Exynos 980、Kirin 820、Dimensity 800

Antutu Benchmark

Qualcomm Snapdragon 768G 5Gを初搭載したRedmi K30 5G 極速版のベンチマークスコアが判明しました。今回判明したベンチマークスコアを同じくミドルハイ市場向けに発表しているSnapdragon 765G 5GSnapdragon 730GSamsung Exynos 980、Huawei Kirin 820、MediaTek Dimensity 800と比較します。Dimensity 1000Lを加えていないのは、Dimensity 1000L自体はOPPO Reno3 5Gというミドルハイモデルが搭載していますが、製品の特徴としてハイエンド向けDimensity 1000の低クロック版となっていますので、ミドルハイの比較に向いていないと考えています。

今回の比較はAnTuTu Benchmark v8とGeekbench v5を用いていますので、バッテリーの持ちは考慮していません。

 

Snapdragon 768G 5GのスペックはSamsung製7nm EUV製造プロセス、CPUは1xA76*(2.8GHz)+1xA76*(2.4GHz)+6xA55(1.8GHz)、GPUはAdreno 620 @750MHz、5GはSub-6GHzとmmWaveのNSA/SAに対応しています。Snapdragon 765G 5Gとの違いはCPUとGPUの周波数向上が挙げられます。

 

Snapdragon 768G 5GのAnTuTu Benchmark v8スコアは、CPU性能が109,578点、GPU性能が102,485点、MEM性能が65,455点、UX性能が71,877点で総合性能が349,396点という結果になりました。Snapdragon 765G 5GからCPU性能は5%、GPU性能は11%の性能向上、Snapdragon 730GからCPU性能は11%、GPU性能は44%の性能向上が行われています。Qualcommの発表ではSnapdragon 768GはSnapdragon 730Gと比較して30%の性能向上を謳っていますが、AnTuTu Benchmark環境下では11%となっています。

競合他社製品と比べるとKirin 820の壁は非常に高く、CPU性能とGPU性能ともに完敗となっています。時代が変わる瞬間を目撃しているのでしょうか。

 

Snapdragon 768G 5GのGeekbenchでのスコアは、シングルコア性能は706点、マルチコア性能は2,004点という結果になりました。Snapdragon 765G 5Gからシングルコア性能は14%、マルチコア性能は15%の性能向上。Snapdragon 730Gからシングルコア性能は30%、マルチコア性能は16%の性能向上となっており、Qualcommが謳う30%の性能向上はしっかりと実現しています。

シングルコア性能ではA76(2.8GHz)と高周波数になっているため、A77(2.2GHz)を採用しているExynos 980よりも性能が高くなっています。マルチコア性能になるとA76を4コア採用しているKirin 820とDimensity 800にはかなわないという結果になりました。

 

 

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