Snapdragon 768G 5Gを過去のハイエンド製品と比較。VS. Snapdragon 845、Exynos 9810、Kirin 970

Snapdragon 768G 5Gを過去のハイエンド製品と比較。VS. Snapdragon 845、Exynos 9810、Kirin 970

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Redmi K30 5G 極速版が初搭載したのQualcomm Snapdragon 768G 5Gベンチマークスコアを過去のハイエンド製品と比較を行います。今回は2018年の製品に搭載されているSnapdragon 845、Samsung Exynos 9810、Huawei Kirin 970と比較を行いますが、代表的な搭載スマートフォンとしてSnapdragon 845はXiaomi Mi MIX 2SやPocophone F1、Exynos 9810はSamsung Galaxy S9/S9 Plus、Kirin 970はHuawei Mate 10 ProやHuawei P20/P20 Proが挙げられます。

2020年のミドルハイ市場向けと2018年のハイエンド市場向け製品はどの程度の差があるでしょうか。

 

Snapdragon 768G 5GのスペックはSamsung製7nm EUV製造プロセス、CPUは1xA76*(2.8GHz)+1xA76*(2.4GHz)+6xA55(1.8GHz)、GPUはAdreno 620 @750MHz、5GはSub-6GHzとmmWaveのNSA/SAに対応しています。2018年のハイエンド向け製品は製造プロセスが10nm FinFETとなっているため、わずか2年でミドルハイ向けが上回るという結果になりました。

 

Snapdragon 768G 5GのAnTuTu Benchmark v8スコアは、CPU性能が109,578点、GPU性能が102,485点、MEM性能が65,455点、UX性能が71,877点で総合性能が349,396点という結果になりました。Snapdragon 845と比較するとCPU性能はSnapdragon 768G 5Gが上、GPU性能はSnapdragon 845のほうが上となっています、Kirin 970はすべての性能において上ですが、GPU性能はほぼ同じとなっています。Exynos 9810とはSnapdragon 845と同じくCPU性能はSnapdragon 768G 5Gが上、GPU性能はExynos 9810が上となっています。

GPUの性能はハイエンド製品のほうが強く、まだまだ高い壁がありそうです。

 

Snapdragon 768G 5GのGeekbenchでのスコアは、シングルコア性能は706点、マルチコア性能は2,004点という結果になりました。シングルコア性能では圧勝という形になりましたが、マルチコア性能ではSnapdragon 845とKirin 970が立ちふさがりました。Snapdragon 845が1xA76*(2.84GHz)+3xA76*(2.42GHz)+4xA55(1.8GHz)のオクタコア構成、Kirin 970が4xA73(2.36GHz)+4xA53(1.84GHz)と高性能なコアが多いことが要因でマルチコア性能ではSnapdragon 768G 5Gがトップに立つことは出来ませんでした。ただ瞬間的な処理にはSnapdragon 768G 5Gが上回っているので、快適性はSnapdragon 768G 5Gが高いでしょう。