Samsungは次期旗艦SoC「Exynos 2200」でパートナーシップを締結しているAMDの mRDNA GPUを採用しますが、現在は4つのサンプルを作成してテストしていると伝えられています。
台湾からの情報として韓国の掲示板では、SamsungはBigコアにCortex-X2、Cortex-X1、高周波数と低周波数のCortex-A78を採用した4つのサンプルを製造していると伝えられています。
Cortex-X2はExynos 2100やSnapdragon 888 5Gが採用したX1の後継製品でARMv9に基づいて設計された最新のCPU IPです。
GPUはX2とX1が4CU(Compute Unit)、高周波数のA78は2CU、低周波数は1CUで、X2とX1は同じコア数ですがX1のほうが高周波数になっているようです。そして、X1と4CU GPUの組み合わせは3回の連続テストで大きく性能を落としているようです。
最終的にExynos 2200はCortex-X2 CPU+4CU GPUを採用すると思いますが、X1やA78を採用した製品も実際の製品に活かすと考えられ、そのうちの1つはvivo向けに開発されている可能性が高いです。
ちなみに「CU」表記はAMD特有で、UNISOCやHUAWEI(HiSilicon)採用のMP(Multi Processor)や、MediaTek採用のMC(Multi Core)と同じ意味です。