SAMSUNG Exynos 9 Series(9810)がCDMA2000に対応していると公式微博アカウントが回答

SAMSUNG Exynos 9 Series(9810)がCDMA2000に対応していると公式微博アカウントが回答

2018年2月6日
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SAMSUNG製フラッグシップモデル向けプロセッサー「SAMSUNG Exynos 9 Series(9810)」が中国電信などが利用しているCDMA2000の通信に対応していると微博にて公式アカウントが回答しました。

 

今までSAMSUNG製プロセッサーはCDMA2000に対応していないことから、このネットワークを使用しているキャリアがある国に対してはQualcomm製プラットフォームを搭載したモデルを販売していました。

今回、全ての通信(FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TC-SCDMA/CDMA2000/GSM)に対応した全網通プロセッサーということになりますので、理論上はQualcomm製プラットフォームを搭載しないでグローバルに販売することが出来ます。

 

この情報は以前からSAMSUNG製プロセッサーを唯一供給されているMEIZUにとって嬉しいニュースで、中国では中国電信がCDMA2000のネットワークを利用した通信サービスを展開していましたので仕方なくそのユーザーを蔑ろにしていましたが、今度からは同社製プロセッサーを搭載しても中国移動・中国聯通・中国電信の3キャリアのユーザーを拾うことが出来るようになります。

最近ではSAMSUNG Exynos 5 Series(7872)がCDMA2000に対応し、魅藍 S6(Meizu S6/Meizu M6s)に搭載されて販売されております。

 

SAMSUNG Exynos 9 Series(9810)のスペックは、製造プロセスがSAMSUNG 10nm FinFET、CPUは自社開発のExynos M3(2.9GHz)x4 + Cortex-A55(1.9GHz)x4のオクタコア構成、GPUはARM Mali-G72(クロック数不明) MP18、ISPはリアフロントともに最大2400万画素でデュアルカメラは1600万画素+1600万画素、RAM規格はLPDDR4xで1794MHz、ストレージはUFS 2.1とSD 3.0、モデムはShannon Integrated LTEでカテゴリーはCat.18 6CA 1.2Gbps /Cat.18 2CA 200Mbpsとなっています。
世界初となる6CC CAに対応したプロセッサーとなり、Qualcomm製プラットフォームのSnapdragon 845は5CC CAで、Huaweiに独占提供しているHiSilicon製プロセッサーのKirin 970も5CC CAとなっています。
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