Samsung Exynos 850を発表

Samsung Exynos 850を発表

2020年5月30日
Processor/Platform

Samsungは新しいエントリー市場向けプロセッサーとしてSamsung Exynos 850(S5E3830)を発表しました。3桁の名称を採用したプロセッサーとしてはExynos 980、Exynos 990、Exynos 880に続いて4例目、3桁の名称を採用した4G通信対応プロセッサーとしては1例目となります。

 

名称 Exynos 850 Exynos 880 Exynos 7885
CPU 4xA55 + 4xA55 2xA77 + 6xA55 2xA73 + 6xA53
周波数 2.0GHz + 2.0GHz 2.0GHz + 1.8GHz 2.2GHz + 1.6GHz
GPU Mali-G52 MP1 Mali-G76 MP5 Mali-G71 MP2
周波数 1001MHz ? 1100MHz
NPU 内蔵 ?
カメラ 2170万画素

1600万画素+500万画素

6400万画素

2000万画素+2000万画素

2170万画素

1600万画素+1600万画素

ディスプレイ 2520×1080(FHD+) 2520×1080(FHD+) 1920×1200(WUXGA)

2220×1080(FHD+)

リフレッシュレート 60Hz ? 60Hz
RAM LPDDR4X LPDDR4X LPDDR4X
ストレージ eMMC 5.1 UFS 2.1

eMMC 5.1

eMMC 5.1
Wi-Fi Wi-Fi 5 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5
Bluetooth Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.0
通信 4G LTE

Cat.7/13(300Mbps/150Mbps)

5G NR

Sub-6GHz(2.55Gbps/1.28Gbps)

EC-DC(3.55Gbps/1.38Gbps)

4G LTE

Cat.16/18(1Gbps/200Mbps)

4G LTE

Cat.12/13(600Mbps/150Mbps)

位置情報 GPS

GLONASS

BeiDou

Galileo

GPS

GLONASS

BeiDou

Galileo

GPS

GLONASS

BeiDou

Galileo

製造プロセス 8nm FinFET LPP 8nm FinFET 14nm FinFET
内部コード S5E3830 S5E880 S5E7885

Samsung Exynos 850のスペックはSamsung製8nm FinFET LPP製造プロセス、CPUは4xARM Cortex-A55(2.0GHz)+4xARM Cortex-A55(2.0GHz)のオクタコア構成、GPUはARM Mali-G52を採用していますがコア数と周波数が不明(追記: ARM Mali-G52 MP1であることが確定)、内蔵ストレージ規格はeMMC 5.1対応となっています。Exynos 850はSamsungとしては2017年に発表したExynos 7 Series 7880(8xARM Cortex-A53)以来のARM Cortex-A5xシリーズのみのCPUを採用しています。GPUはARM Mali-G52を採用していますがコア数と周波数は不明で、ARMによると採用できるコア数は1/2/3/4/6となっているため、今回はエントリーモデル向けとなりますので1コア(MP1)が現実的ではないかと考えています。周波数は搭載機のKernel SourceがSamsungからリリースされると判明します。

 

また、5G通信に非対応で4G通信対応製品として発表されており、対応する通信はLTE Cat.7/13(300Mbps/150Mbps)となっています。このLTE Cat.7/13は2016年2月に発表されたQualcomm Snapdragon 625が採用している規格となっています。

 

すでに搭載機が発表、一部地域では販売されており、初搭載機はSamsung Galaxy A21s(SM-A217F)となっています。ベトナム市場ではすでに販売されており、3GB+32GB/4GB+64GB/6GB+64GBの3モデル展開が行われています。

 

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