QualcommがSnapdragon 765 5G/765G 5Gの供給価格を値下げ、MediaTekは2500万の注文を逃す可能性

QualcommがSnapdragon 765 5G/765G 5Gの供給価格を値下げ、MediaTekは2500万の注文を逃す可能性
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Qualcommがミドルハイ市場向けに発表したQualcomm Snapdragon 765 5GとSnapdragon 765G 5Gの供給価格を大幅に値下げしたとの情報が流れています。

 

天風国際証券の郭明錤(Guo Mingqi)氏によると、QualcommはSnapdragon 765 5G/765G 5Gの価格を25%から30%値下げして40米ドルで供給するように価格調整を行ったようです。Qualcommが価格調整を行ったのは競合他社のMediaTekによる5G通信対応プロセッサー、MediaTek Dimensity 1000及びDimensity 1000Lの供給価格が60米ドルから70米ドルに設定されているからだと明かされています。

 

今回の価格調整を受けて2020年2月には中国企業のOPPO、vivo、Xiaomiは2000万から2500万台規模の発注をMediaTekからQualcommへ移す様です。更にこの価格調整はMediaTekがCES 2020で発表したミドルハイ市場向けに発表したMediaTek Dimensity 800にも影響を及ぼす可能性が高く、現在におけるDimensity 800の価格は40米ドルから45米ドルに設定されているためSnapdragon 765 5G/765G 5Gの価格と同じになり、Qualcommの高いブランド力やゲームの快適性を考えると多くの企業がMediaTekの製品ではなくQualcommの製品を搭載するように変更すると考えられています。

 

更に2020年後半にはSamsung 7nm FinFETの歩留まりが改善されるのでSnapdragon 765 5G/765G 5Gの価格がさらに低くなり、そして追い打ちをかけるようにミドルレンジ市場向けのSnapdragon 6 Seriesに属する5G通信対応プラットフォーム(Snapdragon 6350)が世に出ると考えられているため、MediaTekは更に苦戦を強いられる状況になると予想されています。この様々な要因で当初はMediaTekの粗利益率は40%から50%にのぼると考えられていましたが、30%から35%に減少すると予想されています。

 

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