Qualcommが新製品の命名規則変更を公表、1桁の数字+世代番号に

Qualcommが新製品の命名規則変更を公表、1桁の数字+世代番号に

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Qualcommは2021年11月30日からSnapdragon Tech Summit 2021を開催し、Snapdragon 888 5Gの後継製品のSnapdragon 898 5Gを発表する予定ですが、11月はじめ頃から「今までと異なった命名規則になる」と様々な媒体で報道されたため、最終的な名前がどうなるのか多くの人が気にしていました。今回、QualcommはYouTubeや中国のSNSで命名規則の変更を明らかにしました。

 

Qualcommは中国で以上の文章を公開し、一部を抜粋すると「Snapdragon Mobile Platformの命名規則は、他のPlatformの命名規則と同様に、1桁の数字と世代番号を組み合わせたものに変更されます。」と記載されています。この文章でQualcommが命名規則の変更を明らかにしたと見ることが出来ます。

 

Qualcommの製品において“1桁の数字と世代番号”を組み合わせたのはACPC向けのSnapdragon 8cx Gen 2、Snapdragon 7c Gen 2がありますので、それに倣う新たな製品はSnapdragon 8 Gen 1になるでしょう。ただ、ACPC向けの1桁の数字の後ろの“c”はComputeを表現しているので、Mobile Platformの新製品はSnapdragon 8m Gen 1になる可能性もあります。

 

また、Snapdragon 865 5Gから名称に追加された“5G”ですが、新たな命名規則では省かれると予想されています。その理由は5G対応が当然となっているためですが、Snapdragon 7シリーズや6シリーズ、4シリーズでは5G非対応な4G対応製品が発表される可能性があり、命名規則の変更は当面はSnapdragon 8シリーズに限定されるでしょう。

 

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