iPhone 8/8 Plus/Xに搭載されている“Apple A11 Bionic”のAntutuベンチマーク結果が公開

iPhone 8/8 Plus/Xに搭載されている“Apple A11 Bionic”のAntutuベンチマーク結果が公開

2017年9月15日
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Antutuベンチマークを提供しているAntutu社によって2017年9月13日(日本時間)にて行われたAppleの新製品発表会で発表されたiPhone 8/ iPhone 8 Plus / iPhone Xに搭載される6コアプロセッサーの“Apple A11 Bionic”のの測定結果を公開しました。

 

総合スコアは226,058点と、20万点の大台を大きく上回るスコアとなりました。

一世代前のApple A10 Fuisonでは個体差があるため一部の端末では19万点を超えるスコアを出すことは有りましたが、それでも20万点を超えるということはありませんでした。

 

スコアを細分化すると、3D性能が83,463点、UX性能が74,309点、シングルコア性能が17,276点、マルチコア性能が16,787点、RAM性能が14,948点となっています。

Android部門で最先端を行くQualcommのSnapdragon 835(OnePlus 5)は、3D性能が73,603点(-706点)、UX性能が57,385点(-16,924点)、シングルコア性能が10,199点(-7,077点)、マルチコアが16,577点(-270点)、RAM性能10,870点(-4,078点)で、すべての結果でSnapdragon 835が劣っていることになります。

 

一方で、iPad Pro(10.5)に搭載されているApple A10X FusionはApple A11 Bionicよりもスコアが高く、234,082点を誇っています。

このスコアを細分化すると、3D性能が93,546点、UX性能が61,042点、シングルコア性能が21,280点、マルチコア性能が19,941点、RAM性能が17,093点となっています。

比較するとApple A11 Bionicは、3D性能が-9.993点、UX性能が+13,267点、シングルコア性能が-4,004点、マルチコア性能-3,154点、RAM性能が-2,145点となっており、3D性能ではApple A10X Fusionが高くゲームが快適で、UX性能はApple A11 Bionicが高く操作感が良いということになります。

 

GeekbenchにおけるApple A11 Bionicについては以下の記事をご覧ください。

PCに匹敵する処理スピードを持っていることがわかっています。

 

iPhone 7/7 Plusに搭載されているApple A10 FusionとQualcoom製プラットフォームのSnapdragon 835と比較した記事がございますので、是非ご覧ください。

 

参考

Source