MEIZUは2014年発表のMeizu m1 noteから魅藍(Meilan)ブランドを開始し、低価格+高コスパの製品を多く発表し人気を博しましたが、2018年発表のMeizu 6Tを持って終了しています。今回、MEIZUが終了したブランド「魅藍」を国家知識産権局(CNIPA)に申請していると明らかになり、再始動する可能性が出てきました。
国家知識産権局のデータベースでは2021年5月20日に「魅藍」の申請が確認できます。また、企業データベースの企査査(Qichacha)からは6月2日にも申請している様子が見受けられ、MEIZUが「魅藍」に関して動いているのは確かです。
2020年のMEIZUは「ハイエンド製品への注力」によって黒字化に成功し、2021年はスマートフォン事業を中核に、翼にようにスマートホーム事業(Lipro)とスマートウォッチ事業(MEIZU Watch)がくっつく一体両翼(いったいりょうよく)を掲げて多角化を行っています。「魅藍」を以前のように使用するのであれば、中核のスマートフォン事業で稼働していくでしょう。
しかし、過去の「魅藍」が進んできたミドルレンジの高コスパ製品はXiaomi、OPPO、realme、vivoがひしめき合っている状態なので、今からこのレッドオーシャンに挑戦するのは無謀です。
商標を取得したが使用しない例はHUAWEIやXiaomiなど様々な企業でありますので、本当にMEIZUが「魅藍」を再始動するか現状は不明です。