Meizu 17とMeizu 17 Proのこだわり①: パンチホールを“新しいデザイン”と認識

Meizu 17とMeizu 17 Proのこだわり①: パンチホールを“新しいデザイン”と認識

2020年8月15日
Meizu 17

Meizu初の5G通信対応機種として発表されたMeizu 17(レビュー)とMeizu 17 ProのこだわりについてReaMEIZUが感じたことを何回かに分けて説明をしたいと思いました。今回最初となる説明は「パンチホールを“新しいデザイン”と認識」についてです。Meizuは2020年後半にMeizu 17とMeizu 17 Proのマイナーチェンジモデルがリリースされることは今のところ無いとCMOの万志強(Wan Zhiqiang)氏が明らかにしているので、Meizu 17とMeizu 17 Proのこだわりとして説明をしていきます。

 

Meizu 17とMeizu 17 ProはMeizu 16th PlusやMeizu 16s Proなどが採用しているノッチレスベゼルレスデザインではなく、2019年後半から急速に流行りだしたパンチホールデザインを採用しています。MeizuのCEOの黄章(Jack Wong)氏は自他共に認めるノッチ嫌いで有名で、このCEOがいるからこそMeizu 16thやMeizu 16sはノッチレスベゼルレスデザインの採用を続け、「Meizuと言えばノッチレスベゼルレス」といった認識も生まれていました。

 

しかし、2020年5月に発表されたMeizu 17とMeizu 17 Proはパンチホールを採用したデザインとなっており多くの人が驚いたと思います。私はMeizuについて情報を追いかけている立場ですのでMeizu 17とMeizu 17 Proがパンチホールデザインを採用するかもしれないという情報は受け取っていましたが、CEOが存在する限りは可能性が低いだろうと思っていました。でも現実としてフラッグシップモデルにパンチホールを採用し、結果としてノッチレスベゼルレスデザインを捨てる形となりました。そしてこれは後にわかったことですが、Meizu 17とMeizu 17 Proのデザインに関する特許にCEOの名前が記載されており、このパンチホールデザインはCEO公認となっています。これはCEOが根負けしたのではなく、Meizuが積極的にパンチホールを受け入れていることを意味します。

 

このトレンドとなっているパンチホールですが、競合他社の発表会を聞いているとフルディスプレイ構想の進化の途中なので“仕方なく採用した”と感じるような状態の企業も見受けられ、このデザインに対して肯定的ではないところがそれなりにあります。しかし、MeizuはMeizu 17とMeizu 17 Proの発表会でパンチホールを採用したデザインを第三世代のベゼルレスフルディスプレイと命名しパンチホールデザインを肯定的に受け入れている企業となっています。世代ごとのデザインは、ホームボタンがあった時代のベゼルレスディスプレイを第一世代、ノッチレスベゼルレスデザインを第二世代と名付けており、Meizuはフラッグシップにノッチを採用した経験がありませんのでこのデザインに対し世代はありません。そのため「第三世代のベゼルレスフルディスプレイ」というのはMeizu企業内の言葉であり、スマートフォン市場すべての言葉ではありません。他の名前は例えばSamsungはInfinity-Oと呼称しています。

 

Xiaomi Mi 10 Ultra/Samsung Galaxy S20/Galaxy S10/Meizu 17 Pro

そして、最近は減ってきていると感じますがパンチホールを肯定的に受け入れていない企業は暗い壁紙を用いて見えにくくするといった手法が取られていましたが、パンチホール初採用となるMeizuは肯定的な採用を表すかのように明るい壁紙にきっちりとパンチホールが見えるようになっています。Meizuはパンチホールはフルディスプレイの進化の過程ではなく進化して生まれた技術として認識することで肯定的に採用し、その製品となるMeizu 17とMeizu 17 Proはパンチホールにまつわる機能も採用しています。その機能に関してはまた今度。

 

次回はパンチホールの“位置”について説明をしていきたいと思います。