2020年はパンチホール元年に、画面占有率とのトレードオフ

2020年はパンチホール元年に、画面占有率とのトレードオフ

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毎年トレンドとなるデザインが有り、2017年はノッチ、2018年と2019年はティアドロップノッチとなっています。今年2020年のトレンドはディスプレイ内にカメラが埋め込まれている「パンチホール(Punch hole)」がトレンドになるでしょう。

 

パンチホールはSamsung Galaxy S10シリーズやGalaxy Note10シリーズで採用されている、ベゼルではなくディスプレイ内にカメラが埋め込まれているデザインを指し、この技術によって画面占有率が高まります。画面占有率を高める意味としてはベゼルを極限まで減らすことで、前面をフルディスプレイにする狙いがあります。スマートフォンを設計している数多の企業はこれがスマートフォンにおける最高のデザインと考えているのでしょう。

 

2020年はそのパンチホールデザインの元年となり、2月に発表されたSamsung Galaxy S20/S20+/S20 Ultra、Xiaomi Mi 10/Mi 10 Pro、1月に発表されたrealme X50 5Gなどが採用しています。パンチホールには単眼と二眼のデザインがあり、単眼の場合は左上と中央と右上に配置されていますが、二眼の場合は左上もしくは右上に配置されており、現在は中央に配置されているスマートフォンは存在していません。中央に二眼を配置するのは他のデザインと比べると不格好で、このあたりの問題を解消するにはまだまだ時間がかかるでしょう。

 

ベゼル内カメラ、ノッチ、パンチホールと画面占有率を高める動きが進んでいますが、最終的なデザインはディスプレイ“下”にカメラを埋め込み、完全なるフルディスプレイが目標となっています。この技術はOPPOが2019年6月に発表しており、搭載したスマートフォンは発表されていないものの、未来の技術ではなく現在存在している技術となっています。

 

ノッチ嫌いのCEOを抱え、対称美学を追求するMeizuがこのパンチホール採用の流れを逆らうのか、乗ってしまうのかに注目が集まります。Qualcomm Snapdragon 865 5Gの搭載が明らかになっているMeizu 17は中央のパンチホールデザインを採用するとの情報が流れており、ノッチやパンチホールデザインの嫌いな人における最後の砦となっているMeizuが屈する可能性があります。

 

参考