MEIZUが2019年Q2に発表すると見られているフラッグシップモデルのMeizu 16sから3.5mmイヤホンジャックが排除される可能性が高いという情報が出回りました。
中国のリーク者によるとMeizu 16sのプロトタイプにイヤホンジャックの有無が確認できなかったようで、廃止する可能性が高いことを微博に投稿しました。CEOの黄章(Jack Wong)氏は過去にMeizu 16thからイヤホンジャックを排除することはないと発言をしていましたが、それと同時に将来的に廃止する可能性があるといった旨の発言をしており、とうとうこの時が来たかという印象です。
MEIZUは多くの企業とは違ってオーディオ事業も大切な事業で、Bluetoothを利用した無線イヤホンの他にイヤホンプラグを有する有線イヤホン(MEIZU LIVE/MEIZU EP2X)を発表しています。自社で開発しているオーディオ機器が自社のスマートフォンで使えないという事が起きないようにイヤホンジャックを採用しているはずですが、本当に廃止するのであれば有線イヤホンを使用する場合、USC Type-C to 3.5mm音声変換ケーブルを用いて音楽を聞くことになります。携帯性から考えると本来であれば必要のないものを持ち運ぶことになるのでとても優れているとは思えません。
今回はあくまでもプロトタイプという事ですが、イヤホンジャックの有無でプロトタイプを複数制作するのは考えにくいので廃止する可能性は高いでしょう。私はオーディオに関して正しい知識を持っていませんので深くは知りませんが、直接イヤホンジャックに挿入する場合と変換ケーブルに挿入する場合とで音質に差があるとすれば、オーディオから始まったMEIZUは非常にもったいないことをしている気がします。
ちなみにMeizu 16sはCEOによって既に存在が伝えられており、Meizu 16thと同じくノッチレスデザイン、最速で5月に発表するようです。この他SAMSUNG Exynos 9820ではなくQualcomm Snapdragon 8150を採用する可能性が高く、Snapdragon 845を搭載したMeizu 16thの正統後継機としてふさわしいものに仕上がるでしょう。