MediaTek Dimensity 820はXiaomiが開発に助力、最大6ヶ月の独占か

MediaTek Dimensity 820はXiaomiが開発に助力、最大6ヶ月の独占か

注:当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

先日発表されたMediaTek製ミドルレンジ帯向けプロセッサーのMediaTek Dimensity 820(MT6875)はMediaTekとXiaomi(Redmi)の合作品であることが明らかになりました。

 

Dimensity 820は台湾TSMC製7nm FinFETを採用し、CPUは4xARM Cortex-A76(2.6GHz)+4xARM Cortex-A55(2.0GHz)のオクタコア構成、GPUはARM Mali-G57 MC5 @900MHzというスペックを有し、AnTuTu Benchmark v8スコアは41万点を超えています。そんなDimensity 820はMediaTekとXiaomiのサブブランドRedmiと共同で開発されたプロセッサーであることが数碼閑聊站氏によって明らかにされました。同氏はリーク情報の的中率が高く、Dimensity 820は当初Dimensity 800+として発表されると考えていましたが、同氏はDimensity 820として発表されるといち早く情報を流した過去がありますので、一定の信頼性はあると考えています。

 

その合作品のDimensity 820はXiaomiとRedmiが最大6ヶ月独占すると予想されています。Dimensity 820は2020年5月に発表されていますので最大同年11月までXiaomiとRedmi製品以外でDimensity 820搭載製品が現れない可能性があります。その間はDimensity 800が他の企業に供給され、中国最大手のHuaweiとHonorが採用する見込みです。Huawei製品においてはHuawei Enjoy ZがDimensity 800を搭載すると予想されており、5月24日に発表会が開催され発表される見込みです。

 

 

Source