4月22日に発表されたMEIZU創立15周年を記念したMeizu 15シリーズ(Meizu 15 Plus/Meizu 15/Meizu M15)の後継機となるMeizu 16シリーズのスペックが微博にリークされました。Meizu 16シリーズの存在はCEOによって明かされており、夏頃に発表することもわかっています。
リーカーとして有名な 数碼閑聊站 氏と 摩kaRQ 氏がMeizu 16シリーズのスペックについて言及しており、Meizu 16とMeizu 16 Proの2モデル展開で、ディスプレイが双方とも18:9のアスペクト比の縦長のディスプレイを採用して前者が5.6インチで後者が6.1インチ、フロントカメラが2000万画素でArcSoftのビューティーアルゴリズムを採用、リアカメラは1200万画素+1200万画素のデュアルカメラになるようです。更に両モデル共、Qualcomm Snapdragon 845を採用し、ディスプレイ内部に指紋センサーを埋め込み、価格は2999元からとなっています。
その他のスペックとしてMeizu 16は容量は6GB+64GB/128GB、バッテリー容量は3080mAhで8V/3Aの24Wの充電が可能。Meizu 16 PROは6GB/8GB+128GB/256GB、バッテリー容量は3600mAhで8V/4Aの32Wの急速充電に加えて10Wの無線充電(Qi)に対応するようです。両モデル共NFCを搭載し、3D Pressを採用します。Flyme OSはFlyme 7.5を採用し、mBackがナビゲーションバーではなく画面所のどこにでも配置できるフローティングボタン式になるようで、タップすると戻る操作、押し込むとホーム操作、長く押し込むと画面オフ、2回連続で押し込むとカメラ起動やMeizu Payが起動できるという今までのmBack操作を踏襲しています。
価格はMeizu 16の6+64GBが2999元(約52,000円)、6+128GBが3299元(約57,000円)、Meizu 16 PROの6+128GBが3699元(約64,000円)、8+256GBが3999元(約69,000円)となっています。
Meizu 15の後継機がMeizu 16というのは当たり前ですが、Meizu 15 Plusの後継機がMeizu 16 PROになるというのは命名方式が狂っているとしか思えません。今回の情報はあくまでもリークになりますが、彼らの情報は信憑性が高いので恐らくこれに近いものがリリースされると思います。
MEIZUといえばSAMSUNG Exynosを採用していることで有名ですが、今年のSAMSUNG Exynos 9 Series 9810はSnapdragon 845より劣っていることがわかっています。優れている方を先に採用するということは、今年はSAMSUNG Exynosを採用しないのかもしれません。
更に、MEIZUは3000元以上のスマートフォンをリリースして失敗した過去があるのに、またリリースしようと考える理由がわかりません。前回同様、複数回(1回目/2回目/3回目)に渡って値下げをして注目を集める戦法を取るのでしょうか。今Meizu PRO 7が飛ぶように売れていますが、なぜ売れているのかわかっていないのかもしれません。Xiaomiと違って大量のユーザーが居るわけではないので薄利多売方式は無理ですが、もう少し価格に誠意を見せてもいいと思います。
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