4月22日に発表されるMEIZU創立15周年を記念したMEIZU 15シリーズの中位モデルのMeizu 15のGeekbench結果が公開されました。MEIZU 15シリーズはMeizu 15 Plus、Meizu 15、Meizu 15 Liteの3機種展開になることが判明しており、上位モデルとなるMeizu 15 PlusはAnTuTuによって大まかなスペックが明かされ、SAMSUNG Exynos 9 Series 8895を搭載することがわかっています。
Meizu 15の存在が確認されたのはGeekbench 4で、4月17日に2回計測された形跡があります。主なスペックはAndroid 7.1.1 Nougat、RAM 4GB、Qualcomm製プラットフォームとなっています。1回目の計測はシングルコア性能が1,616点とマルチコア性能が5,983点、2回目の計測はシングルコア性能が1,624点とマルチコア性能が5,850点です。
搭載されているSoCの名称は明かされていないものの、双方のスコアとCPUのクロック数から考えるとQualcomm Snapdragon 660(sdm660)を搭載されているのが確定的になります。「まだこのSoCを使うのか」と考えてしまいがちですが、2018年3月に発表されたOPPO R15 夢鏡版にSnapdragon 660を搭載しながらも人気があるので、まだまだ利用価値が有るものだと考えています。
MEIZUは“コストパフォーマンスの良い”スマートフォンを発表・販売するメーカーではありませんが、このSoCを搭載したスマートフォンの多くは価格が高いのでMeizu 15は2000元(約34,000円)未満程度になるとかなり価値のあるスマートフォンになりそうです。
TENAA(中華人民共和国工業情報化部)によって公開されたMeizu 15と思われる「M881」のスペックは16:9のアスペクト比の5.46インチのFHD(1920×1080)のAMOLEDディスプレイ、Android 7.1.1 NougatをベースとしたFlyme OS、CPUの最大クロック数が2.2GHzのオクタコア構成、RAM容量は4GB/6GBの2種類、内蔵ストレージの容量は64GB/128GBの2種類、外部SDカードに非対応、リアカメラは1200万画素+2000万画素のデュアルカメラ、フロントカメラは2000万画素のシングルカメラ、バッテリー容量は2940mAhです。サイズは143 x 72 x 7.25 mmで、重さは152gです。カラーバリエーションはブラッシュドブラック、セラミックホワイト、ブラッシュドゴールド、ブラッシュドブルーの4色展開です。
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