SAMSUNGがミドルレンジ向けプロセッサー、SAMSUNG Exynos 7 Series(7885)を発表

SAMSUNGがミドルレンジ向けプロセッサー「SAMSUNG Exynos 7 Series(7885)」を発表しました。

2017年に発表されたSAMSUNG Exynos 7 Series(7880)のマイナーチェンジモデル、SAMSUNG Exynos 5 Series(7872)のスペックアップモデルとなります。

 

SAMSUNG Exynos 7 Series(7885)のスペックは、製造プロセスが14nm FinFET、CPUはARM Cortex-A73(2.2GHz)x2 + Cortex-A53(1.6GHz)x6のオクタコア構成、GPUはARM Mali-G71(クロック数不明) MP2、ISPはリア・フロント共に2170万画素でデュアルカメラは1600万画素+1600万画素、RAM規格はLPDDR4x、ストレージはeMMC 5.1とSD 3.0、LTEモデムは不明、LTEカテゴリーはCat.12 3CA 600bps(DL) / Cat.13 2CA 150Mbps(UL)、WLANは802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、GPS、GLONASS、BeiDou(北斗)、Gallileoとなっています。

対応解像度はWUXGA(1920×1200)と18:5.9のアスペクト比のFHD+(2220×1080)にデフォルトで対応。

対応ネットワークは全ての通信(FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TC-SCDMA/CDMA2000/GSM)となっており、中国市場やその他のCDMA2000通信が提供されている市場で理論上はQualcomm製プラットフォームを搭載せずに販売することが出来ます。

 

CPU性能はQualcomm Snapdragon 660に匹敵、GPUはSAMSUNG Exynos 5 Series(7872)がARM Mali-G71(1.2GHz) MP1だったのでクロック数は同じで2コアに増え、さらなる快適性が上がっているでしょう。

ですのでAnTuTuベンチマーク Ver.7のスコアは14~15万点程度は出ると考えています。

 

SAMSUNG Exynos 7 Series(7885)とSAMSUNG Exynos 5 Series(7872)を比較すると上図にようになります。

省電力性の期待ができるA53を2コア追加し、GPUのコア数を2倍に、RAM規格はスマートフォン界隈で最新のLPDDR4xに対応、FHD+をデフォルトで対応、WLANは最大通信速度6.9Gbpsの802.11acに対応など、進化している点が多く見受けられます。

何と言ってもCDMA2000に対応しているという点で、SAMSUNGは今まで当該ネットワークを利用している国、地域ではQualcomm製プラットフォームを搭載して販売していましたが、このプロセッサーを搭載すれば完全なるSAMSUNGの製品が市場に出回ることになります。

この恩恵は唯一供給しもらっているMEIZUにとっても大きく、採用が期待されています。

 

初搭載スマートフォンは未定で、出荷時期も未定です。

ライバルになるのはQualcoomm Snapdragon 670とMediaTek Helio P70でしょう。

 

参考

Source