Meizu M2 E Transformers Edition(4GB/64GB)のフルレビュー

Helio P20(MT6757)を搭載したMシリーズスマートフォンのMeizu M2 Eのトランスフォーマーとのコラボモデル「Meizu M2 E Transformers Edition(4GB/64GB)」のソフトウェアなどや使用感についてレビューさせていただきます。

スペックには3GB+32GBと、4GB+64GBの2モデル展開をしており、タイトルにTransformers Editionと啖呵を切っていますが、内面については上位版と全く変わりません。

スペック面では変化はありませんが、コラボモデル限定のものが有りますので、差別化をするためにTransformers Editionというタイトルになっています。

 

外観レビューは以下の記事をご覧ください。

 

※注意

本記事は、技術基準適合証明を取得していない端末の日本国内での利用を推奨するものではありません。

Meizuのスマートフォンは全て“日本語に対応していません”ので、その点を理解していただきながらこの記事をお読み下さい。

 

コラボモデル専用のテーマ

 

 

 

Meizu M2 E Transformers Editionには専用のテーマが内蔵ストレージ直下に保存されていて、他の端末では使用出来ない作りになっており、完全に専用のテーマとなっています。

このテーマを適用させると、ブートアニメーション、ホーム画面のUI、システムアプリのUIが変わります。

これだけしか変わらないと言えばそうですが、このコラボモデルはスマートフォン筐体にサイバトロンマークが彫られているという特別感も大事で、どちらか片方では満足できない、相乗効果によってさらなる満足度を得られるようになっています。

 

Flyme 6 powred by YunOS

Meizu M2 Eには通常のFlyme OSではなく、Alibabaが開発しているYunOSのシステムをFlyme OSに組み込んだFlyme powered by YunOSを搭載しています。

ベースとなっているものがFlyme 6ですので「Flyme 6 powered by YunOS」という名称になっています。

“通常のFlyme OSと何が違うのか”という事ですが、一番手に挙げられるのは公式の方法でRoot権限の取得が出来ないという点でしょう。

 

kingrootでのRoot権限の取得は原則として出来ず、2015年に販売されたMeizu m1 metalも未だにRoot権限の奪取が出来ていないほどの堅固なセキュリティの作りから中国現地では決済用端末として使用されることも珍しくはありません。

Root権限の取得が出来ないので、Rootを検知するアプリが使用できると思われるでしょうが、何故か利用ができません。

Fate/Grand Orderやパズドラ、DFFオペラオムニアなどのゲームや、torneやクロネコヤマトも起動しませんので、使用用途が限られてくるでしょう。

 

mTouch

MeizuのホームボタンにはmTouchという名前が付いており特許も取得している特殊な操作(mBack)が出来ます。

触れるとバック操作、長く触れるとバック操作の取り消し、押し込むとホーム操作、長く押し込むとスリープかSmart Voiceを起動、2回連続で押し込むとカメラが起動といったものが可能で、一度この操作に慣れてしまうと他のスマートフォンには戻れないような便利なものです。

もちろんこのホームボタンは指紋認証機能を備えており、しっかり・素早く認証することが出来るので、実用的なものとなっています。

 

Helio P20(MT6757)の実力

 

 

MediaTekのSoCといえば3D処理に弱いという印象を持つと思いますが、対抗馬のSnapdragon 625の3D性能が12,779点に対しHelio P20は11,208点でそれほど大きな差はありません。

確かに、今までは3D処理に弱いことからゲームではカクつきが見られ、一方でSnapdragonはカクつきがないことで圧倒的な差が生まれていましたが、Helio P20は私が普段プレイしているゲームではカクつきは見られず快適にプレイできたので「3D性能に弱くゲームでカクつく」というイメージは過去のものになっていると感じました。

そしてネットサーフィンも問題なく使用できるので、MediaTekのミドルレンジクラスはここまで進化したのか、という感想を抱きました。

 

Helio P20は4G/3G + 3GのDSDSに対応しており、通信面において最低限のスペックを持っていると思います。

 

カメラ性能

Meizuはカメラセンサーを公表していませんが、分解したサイトではSONY製のIMX 258が搭載されているとのことで、このセンサーはLG G6やnubia Z17mini、Xiaomi Redmi Note 4Xに搭載されているメジャーなものです。

Meizuは昔からカメラにはこだわりを持っており、今回のMeizu M2 Eでもひしひしと感じることが出来、ミドルレンジ端末の中では頭一つ飛び抜けているチューニングがされているのではないかと思いました。

ビデオはFHDまでとなっており、あくまでもミドルレンジクラスを超えないちょうど良い塩梅になっています。

サンプルフォトは全てオートで撮影しています。

 

参考

 

バッテリー

5.5インチFHDに3400mAhと普遍的なモデルから考えると少し容量が多いので安心して使用できます。

肝心の電池持ちですが、ゲームをしても3~5%程しか減らず、数値を細工しているのではないかと疑いたくなるレベルの電池持ちで、SNSやネットサーフィンの使用用途を限れば3日は充電しなくてもゆうに持ちました。

 

最大18WのmChargeは専用のACアダプターを使用することで体感でき、30分で40%も充電することが出来ます。

朝充電し忘れていることに気がついても大丈夫そうですね。

 

総評

良いところ

  • アンテナラインにLEDフラッシュが配置されている珍しいデザイン
  • 発色の良いFHDディスプレイ
  • Helio P20による快適な動作
  • 驚異的なバッテリー持ち
  • チューニングの行き届いたカメラ
  • MicroSDに対応

悪いところ

  • Root権限をチェックするアプリが軒並み使えない
  • 4つのLEDフラッシュの拡張性がない
  • 2017年の端末なのにもかかわらずMicroUSBポート搭載

 

総合すると上記のようになります。

MediaTekのイメージを払拭させるHelio P20を始め、チューニングの行き届いたカメラも良く、スマートフォンとして使用するのに申し分のない出来となっています。本体デザインの斬新さも使ってて気持ちが良いですし、普遍的なデザインに飽きた人におすすめできます。

 

ただ、Root権限の取得が出来ないモデルでありながらRoot権限をチェックするアプリが軒並み使えず、最近ではゲームだけでなく日常で使うものでもチェックするアプリも有り、日本で使うには向いていないかもしれません。

そして、Meizu M2 Eの目玉機能である4つのLEDを利用した通知ライトですが、拡張性がなくMeizuが決めたSMS、電話、WeChatなどの投げ銭「紅包」、SOSという4つの使い方をそのまま使わないといけないのはもったいない点です。光り方はこの4つでも構いませんが、ユーザーが好きに変更できるとより使いやすくなるのではないでしょうか。

私が使ってて一番ダメだと思ったのは2017年の端末でありながら未だにMicroUSBポートを搭載している点で、中国現地のレビューでも「何故USB Type-Cではないのか?」という疑問が生まれているほど残念な点で、Meizuの設計センスであれば搭載することが出来たと思うので、ここがMeizu M2 Eの完成度を大幅に減らしています。

 

悪い所が許容できると良い所が本当に素晴らしい所だと思えますが、悪い所に目が行ってしまうと良い所が全く見えなくなるので、日本語がないという点も加味して人を選ぶスマートフォンだと思います。

 

Meizu M2 Eには専用ケース「Hi Case」と言うものが有り、4つのLEDではなく背面の「MEIZUロゴ」を光らせることが出来るようになります。

質感も持ってて気持ちが良いですし、Meizu M2 Eを使うのであれば必ず買ったほうがいいと太鼓判を押せます。

 

5.5″ MEIZU E2 Transformers Helio P20 4GB 64GB Octa Core 4G LTE Phone 13.0MP

US $379.99

 

参考