本日2021年3月2日にMEIZUは新カスタムスキンとしてFlyme 9を発表し、そのひとつの機能としてパンチホールを通知LEDとしてOSレベルで設定できることを明らかにしました。
パンチホールを採用している製品の多くは通知LEDを採用していないことが多く、サイレントモード時に通知が来た場合はAOD(Always On Display)やディスプレイを点灯しないと確認をすることが出来ません。そういった不便のあるパンチホールデザインですが、MEIZUはFlyme 9にてそのパンチホールを通知LEDとして利用できるようにしました。
MEIZUは2012年に発表したMeizu MX2から小円圏(Small Circle)と呼ばれるデザインを採用し、それ以降もMeizu MX3、Meizu MX4と採用を続けましたが指紋認証機能が搭載されることによって廃止されていきました。しかし、その斬新かつスタイリッシュなデザインから今でも人気のあるデザインで、2018年に発表されたMeizu S6(国際市場: Meizu M6s)にてSuper mBackという名前で復活しましたが、これもジェスチャー操作の時代の流れによって廃止されました。
そんな「廃止」と戦い続けた小円圏(Small Circle)がパンチホールの通知LEDとして復活を遂げます。ただ、この機能はディスプレイ下カメラが標準化された時に消えるのは確定しているので、復活は遂げましたが終わりの見えている悲しい機能です。