調査会社のCounterpointは、2026年3月におけるアメリカ、中国、インド、ドイツ、イギリス、フランス、韓国、日本の最も売れたスマートフォンTOP 5を集計し公開しました。その結果は、日本の異質さを際立たせるものとなりました。
アメリカはiPhone 17が13%、iPhone 17 Pro Maxが13%、Galaxy S26 Ultraが12%、iPhone 17 Proが10%、Galaxy A17 5Gが7%となりました。やはり国が誇る企業なのでAppleが強いですが、韓国のサムスン電子が開発したGalaxy S26 UltraとGalaxy A17 5Gがランクインしており、頂上決戦を繰り広げている様子がうかがえます。
ちなみに2025年9月は、iPhone 17 Pro Maxが20%、iPhone 17 Proが11%、iPhone 17が9%、iPhone 16が6%、Galaxy A16 5Gが6%となっており、発表時期・発売時期の関係もありますがAppleの強さは揺らがない印象があります。最上位モデルの売上が良いのは面白いです。
中国はiPhone 17 Pro Maxが6%、iPhone 17が4%、iPhone 17 Proが4%、HONOR X70が3%、HUAWEI Mate 80が2%となりました。アメリカと同じくAppleが強いですが、アメリカと異なるのは1位が6%になっている点で、中国にはXiaomiやOPPO、vivoといった強い企業があるのでシェアが分散した可能性があります。
2025年9月は、iPhone 17 Pro Maxが4%、iPhone 17 Proが3%、HONOR X70が3%、iPhone 17が3%、iPhone 16 Proが2%となりました。2026年3月と2025年9月にHONOR X70がランクインしており、この製品は中価格帯における覇者と言えそうです。
インドはiPhone 17が4%、OPPO A6xが2%、iPhone 16が2%、vivo Y19sが2%、vivo T4x 5Gが2%となりました。アメリカと中国と異なって低価格帯の製品がランクインし、国としての豊かさが反映された形となりました。ですが、そういった中でもiPhone 17とiPhone 16がランクインすることを考えると、やはりiPhoneに対する信頼の高さが見えてきます。
2025年9月は、iPhone 16が4%、REDMI 14Cが2%、OPPO K13x 5Gが2%、vivo Y29が2%、iPhone 15が2%となっています。新しいiPhoneが展開されると、1世代前のiPhoneの標準モデルと2世代前のiPhoneの標準モデルが売れるようです。この国においてiPhone Proを持っている人は珍しいかもしれません。
ドイツはiPhone 17が11%、iPhone 17 Pro Maxが10%、iPhone 17 Proが8%、iPhone 16が6%、iPhone 17eが5%となりました。Apple以外の企業が付け入る隙のない国となっており、頂点を争うサムスン電子はこの国においてはややつらい戦況となっています。
2025年9月は、iPhone 17が9%、iPhone 16が6%、iPhone 17 Pro Maxが5%、Galaxy A56 5Gが5%、iPhone 17 Proが5%となっています。こちらではGalaxy A56 5Gがランクインしており、後継機のGalaxy A57 5Gが発表されたのは2026年3月末なので、2026年3月集計に入っていないのはそういった時期の関係の可能性があります。
イギリスはiPhone 17が29%、iPhone 17 Proが11%、Galaxy S25が10%、iPhone 17 Pro Maxが8%、Galaxy S25 Ultraが6%となりました。不思議なことに1世代前のGalaxy S25が売れているので集計ミスかと思いましたが、記事更新から数日経っても変更されないのでどうやら本当のようです。最新製品が売れないのはサムスン電子としては大誤算でしょう。
2025年9月は、iPhone 17 Proが8%、iPhone 17が8%、iPhone 16が7%、iPhone 16 Pro Maxが7%、iPhone 17 Pro Maxが6%となっています。こちらも発表時期の関係かと思われますが、それでもiPhoneが支配するのは驚異的です。iPhoneは決して安くないのにこの結果なので、競合他社はどうすればいいのかと頭を抱えているかもしれません。
フランスはiPhone 17が13%、iPhone 17 Pro Maxが11%、iPhone 17 Proが9%、Galaxy S25が6%、Galaxy A16 5Gが4%となりました。イギリスと同じようにGalaxy S25が売れている結果となり、また、Galaxy A16 5Gも1世代前の製品となりますが売れています。サムスン電子にとって最新製品の売り上げが芳しくない国となっており、いろいろと作戦を練る必要がありそうです。
2025年9月は、Galaxy S25が10%、iPhone 16 Proが7%、iPhone 16が6%、iPhone 16 Pro Maxが5%、Galaxy S25+が5%となっています。フランスは日本と同じく2025年9月19日にiPhone 17シリーズが販売されましたが、他の国のようなスタートダッシュは見られませんでした。決して売れていないわけではないですが、やや面白い国となっています。
韓国はGalaxy S26 Ultraが43%、Galaxy S26が12%、iPhone 17が6%、iPhone 17 Proが6%、iPhone 17 Pro Maxが6%となりました。自国の企業という点が関係しているのかは定かではありませんがGalaxy S26シリーズの売れ行きは好調で、最上位のGalaxy S26 Ultraにいたっては2人に1人が購入していることになります。ですが、間に位置するGalaxy S26+はランクインしておらず、刺さる人はいるのでしょうが大衆受けはしていないようで不人気さがうかがえます。
2025年9月は、Galaxy Z Flip7が17%、Galaxy Z Fold7が9%、iPhone 17 Pro Maxが8%、iPhone 17が8%、iPhone 17 Proが7%となりました。iPhone 17シリーズが発売を開始した月ですが、それでもサムスン電子が展開するGalaxyが1位を取っており、韓国国民にとって誇らしい企業となっていることでしょう。
日本はiPhone 17が25%、iPhone 17eが16%、iPhone 16が8%、iPhone 16eが8%、Pixel 9aが7%となりました。これはかなり異質で、iPhoneの「e」が2機種もランクインしています。また、OECD加盟国では常連だったiPhone Proが日本では存在しておらず、これは由々しき事態なのではないでしょうか。いわゆる上位モデルがなく、標準モデルと下位モデルで構成されています。
2025年9月は、iPhone 16eが16%、iPhone 16が15%、iPhone 17 Proが11%、iPhone 17が10%、Galaxy A25 5Gが6%となりました。1位にiPhone 16eが座った国はなく、OECDに加盟していないインドでは標準モデルのiPhone 16でした。通信キャリアが2年返却1円といった施策を打ち出しているので必然的に伸びる傾向にありますが、それでも最上位の「Pro Max」が一度も顔を見せないのはかなり異様です。









