サムスン電子が開発中の新SoC、Exynos 2700の現時点における歩留まりが30%程度であることが判明しました。製造を行うサムスンファウンドリは4nmプロセス未満において歩留まりの向上・安定に苦戦しており、そういった点から歩留まりの報道がよく出てきます。
現時点におけるExynos 2700の歩留まりを報告したのは韓国の情報通の吸血鬼王氏で、この人が公開するサムスン電子に関するリーク情報の確度はかなり高く、一定の信頼が置ける人物です。同氏によると30%程度としており、この初期の歩留まりに関してはExynos 2400や2600の時よりも良い数値のようです。ちなみに、Exynos 2200や2500は10%にも満たなかったとしています。
30%は初期の数値なので今後がどうなるか気になるところですが、朝鮮日報によると現在の2nmプロセスの歩留まりが55%前後なので、少なくともこの数値までは向上すると考えています。ただ、サムスンファウンドリの目標は70%とされているので55%前後では目標に届いておらず、まだまだ改善点は多く戦いは続いています。
Exynos 2700はGalaxy S27シリーズが初搭載する予定で、最上位のUltraモデルを除く標準モデル、Plusモデル、Proモデルで採用されます。以前はProモデルはQualcommが開発したSnapdragonのみを採用するとされていましたが、Exynos 2700の開発が順調なのか搭載する予定であることが最近になって判明しました。
急遽Exynos 2700の搭載が判明したGalaxy S27 Proは、LPDDR5Xの後継となるLPDDR6を搭載する方向で開発が進んでいるようで、唯一のExynos 2700とLPDDR6を搭載した製品になる可能性があります。実際にその組み合わせで発売された場合、Exynos 2700の真価を発揮するのはGalaxy S27 Proのみとなりますが、発売されなかった場合は真価を発揮することなく消えていくことなるなるので、是非とも搭載することを期待しています。


